今週も、行ってきました歯科治療。今回からは、麻酔もナシの治療になって、いよいよ終わりが見えてきたのだ。
前回のシリーズの記事:
虫歯治療継続中!(3)
いつの間にか梅雨は明けていたようだ。もったいないほどの暑さの中を、歯科医院に向かった。時間は、いつもより遅い。ということは、診療時間途中からの参加となる。ということは、時間どおりに診てもらえないかも知れない。ということは、少しゆっくり言っても大丈夫かも知れない。とはいえ、時間どおりに呼ばれる可能性もあるので、いつもどおり2, 3分前に着くようにする。案の定、受付を済ませれば、時間どおりに呼び出しがかかる。
一番奥の診察台に案内される。座って待っていると、歯科助手の女性が、「こんにちは」の挨拶とともに、いつもどおり様子を尋ねる(どういうわけか、毎回、最初の対応が微妙に異なるようだ)。特に問題ない旨、伝えると、女性はそそくさと立ち去ってゆく。
入れ替わるように先生登場。忙しいのか、挨拶もそこそこに、さっそく治療開始となる。まずはフタ(詰め物)を取るのだが、麻酔がない。もう麻酔はいらないようだ。若干の不安があるが、痛いようなら訴えればいいだろう。ドリルの振動が頭蓋を揺さぶるが、特に痛みもなくフタは取れたようだ。ここで先生離れる。うがいをして、しばし待つ。
ずいぶん長い間、DVDを視ていたようだ。アザラシの赤ちゃん、獲物を狙う鷲、雪の舞う風景、霧氷など、ループするほどか?ちょっと掛け持ちが過ぎるんじゃないかな、とか思ったが、以前通っていた地元の歯科医は、3つの診療台を掛け持ちしていた。今回の医院は、6つある診療台を、2人の医師で掛け持ちしている。なので、決して多いわけではないのかも知れない。このへんは、普通なのだろうか?
とか考えているうちに、「お待たせしてすいません」の声とともに、先生登場。今回は、3本の根管のうち、2本に最終処置をしてしまうということで、さっそく処置に入る。いつもどおり、メーターを唇に引っ掛け、リーマのようなもので穴を広げるが、十分に消毒、乾燥後、ここに薬剤を投入し、塞いでしまうという。一連の処置はうまくいっているようだったのだが、穴を塞ぐ高温で溶けた金属?を投入する際に、高温の器具が唇に触れたようだ。「熱い!」という感じで反応したが、「ちょっと触ったですか?」と。ヲイヲイちょっとじゃないよ、けっこうしっかり当たってたよ、ということであるが、途中でやめるわけにもいかず、とりあえずの処置は進めてもらう。
この状態で少し休憩なのだが、やっぱり、器具の当たった唇が痛い。多分、火傷したのだろうと思っていると、先生曰く、「つらい思いをさせてしまい申し訳ありません。薬を塗っておきます。」ということで、何の薬かはよくわからないが、前回の口内炎のときに塗布したような感じの、少し麻酔効果のある薬のようだ。まぁ、痛み自体はたいしたことないのでそのままでもよかったのだが、後々痛くなっても困るので、きちんと処置してもらうことに。
だが、このあとがよくない。やっぱり、言い訳はよくない。時間がかかって、お待たせしては悪いと、急いでしまったと。こんなことは要求していないし、時間がかかったことに文句を言ったこともない。なので、急いでもらう理由はどこにもないわけで、むしろ急いだことで自分の身体に傷を付けられても困るのだ。こちらは患者であり、先生を信頼し、すべての処置を任せているのだ。だから、こう言う言い訳をされると、不安になる。これが初めてではないが、治療自体に不安を覚えた。
でもまぁ、ここでやめるわけにもいかないので、今回の治療は終わりまで持って行ってもらうつもりだ。あとは、1つ残った根管の治療で、あと1, 2回は通院が必要と言うことだ。この部分には、まだずきっとした感じの感覚があるので、すぐには済むまい。でもまぁ、あと1, 2回というところまで、ようやく来たのだ。
その後どうするかは決めかねているが、やはり一抹の不安は拭えない。インプラント治療ということになれば、骨に土台を作るのだから、ちょっと間違いましたでは済まない。おそらくは、別の部分の診療のために歯科医院通いはしばらくナシになるだろうから、それから考えても遅くない。
しかしまぁ、そんなに急いでいるような顔をしていますかね、私は。確かに、いそがしいは忙しいのだが。
PS. 落ち着いて、唇を見てみたら、案の定皮がむけていて、口内炎になったように見える。また、チョコラBBのお世話にならねばなるまい…。