去る7月26日に赴いた、「横浜自然観察の森」での一連の記事の続きである。今回は、4つあるコースのうち、「タンポポの道」を歩いてみることにした。
ここがスタート地点だ。すべての道のスタートであることを表す「0」が付いている。
脇を見上げると「アケビ」の実が。まだ青いが、秋になればぱっくりと裂けて食べ頃になるのだろう。だが、勝手にとって食べてはいけない。
薄暗いヤブの中に、「サトキマダラヒカゲ」を発見。
最初の分岐。「タンポポの道」では、左方向に進む。
「キンミズヒキ」と「ノアザミ」。ミズヒキというには大きな花を咲かせる。
「クズ」の花。夏の道ばたがよく似合う。
「ウグイスの道」の終点を曲がると、これがタンポポ?というような緑深い道に入っていく。
4つの道は、このようにかなり重なっている。お好みのコースを歩け、というわけだ。
地面で吸水する「ヒカゲチョウ」。
「ヤマノタムラソウ」を発見。「アキノタムラソウ」より花が大きく、色も濃い。雄しべもはっきり出っ張っている。
追補:「ヤマノタムラソウ」という種は存在せず、「ナツノタムラソウ」というそうです。
またも「キンミズヒキ」。
今年は、長い間鳴いている「ニイニイゼミ」。その大きさと模様で、木に留まってしまうと見つけにくいセミ。