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里山へ―新治市民の森(6)―旭谷戸~梅田川

9月22日に赴いた「新治市民の森」の続き。この森の詳細は、ここをご覧になってほしい。

新治市民の森 – ザ・公園 – なおさん亭::新館

今回のテーマは、夏の終わりと秋の始まりの森、という感じである。まだまだ夏かと思うと、しっかり秋もはじまっている、そんな風情であった。

「旧奥津邸」の庭にて。頭に柿を浴びずには済んだが、落ちた熟柿に足を取られて転びそうになった。危ない、危ない。

「シギゾウムシ」の仲間。仲間と書いたのは、「クヌギ」やら「クリ」とかいろんな種類がいて、同定できないから。「シギ」は鳥の「鴫」で、くちばしのように見えるから。「旧奥津邸」にて。

「フヨウ」(芙蓉)の花をアップで。ここに、「イチモンジセセリ」が入り込んで蜜を盛んに吸っている。「旧奥津邸」にて。

 

「梅田川」の方に歩く。「ヒガンバナ」を見つけたので、今度はアップで撮ってみる。普段見ることのない、ヒガンバナのアップ。ヒゲだと思っていたのは実は雄しべだと、気付くだろう(んなわけない)。

「ヒメウラナミジャノメ」という長い名前のジャノメチョウ。紋がわりとはっきりしていてかわいい感じがする。

「コミスジ」。小さく、三本の筋があるから、「コミスジ」。わかりやすい。

「ツバメシジミ」。後羽のオレンジの紋と、ちょっと突き出た尾が特徴。

「アキアカネ」。ありふれた赤とんぼだが、実は真っ赤にはならないのがこの種類。真っ赤になるなら、ショウジョウトンボの右に出るものはいない。

「アレチウリ」(荒地瓜)。文字どおり、荒れ地に生える瓜ということだが、瓜のような実はならない。葉の感じも間違いなく瓜科なのに、ちっちゃい実が付くだけである。

「ホシハラビロヘリカメムシ」という長い名前のカメムシ。ホシは翅の黒い紋、ハラビロはおなかが拡がっているから、ヘリはおなかのヘリが立っているから、そしてカメムシである。カメムシは、名前から特徴がわかることが多い。

「ホットリップス」をアップで。よくもまぁ、こんな名前を付けたものだと…。

「タマスダレ」。この花をサフランだと思い込んでいた人がいたが…。

稲穂を干して乾燥させている。

とここまで来て、雨が降ってきた。急いで帰らなければ。ということで、このシリーズはこれでおしまい。お付き合い、どうもである。

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