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B級グルメ探検隊―横浜崎陽軒のシウマイ弁当

何を思い立ってか、横浜名物、崎陽軒の「シウマイ弁当」を食べたくなった(「シュウマイ」ではなく「シウマイ」なので要注意。)。今となっては、シュウマイも特に珍しいものでもないが、珍しかった頃の面影を今に醸し出している。「おいしいシウマイ、き~よ~け~ん~♪」という歌が頭から離れないので困る。

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「御弁当」の「当」の字が、旧字なのが泣かせる。紐を外せばよかった。包み紙には、ランドマークタワーからベイブリッジまで、横浜名物がイラストでずらっと並んでいる。

紐を解き、包み紙を剥がすと、フィルムに入った箸、爪楊枝、お手ふきが現れる(お手ふきは、崎陽軒が国内で始めてお弁当に付けたそうだ)。清潔で、気を遣っている感じがする。それをまずよけておく。お弁当のフタは、懐かしい経木のたたずまいである。少し反り返ったフタを取ると、お弁当本体が現れる。本日午後5時までにお召し上がり下さいという消費期限の短さだ。

俵状になったご飯がピカピカでおいしそうだ(蒸気で炊くそうだ)。中央に乗った、青い小梅もおいしそうである。ちなみにお弁当箱も経木だが、おかずが入っている囲いは、紙のようだ。昔、コロッケを包んでくれた肉屋の経木を思い出す。

おかずを検地しよう。まずご本尊の「シウマイ」。これが5個。グリーンピースが乗っているのが、いかにも「シウマイ」であるが、どういうわけか1個にしか乗っておらず、損した気になるのであった。左に醤油差しが見える。その下に、和辛子がある。これをお好みで。私はシウマイを一口で食べてしまうので、均等に辛子を乗せて、醤油をちょっと垂らしておく。

名脇役も、おかずとしては十分だ。鶏の唐揚げ、厚焼きたまご、かまぼこ、マグロの照り焼き、タケノコの煮付け。ショウガ千切りに昆布の佃煮。デザートとしてか、干し杏子。シウマイ弁当というよりは、シウマイ入り幕の内弁当という感じだが、なかなか豪勢だ。

味は、飛び上がるほどおいしいというわけではないが、安心して食べられる感じのものである。おかずの品々も地味だが、コンビニ弁当の妙なギトギト感が当たり前と思ってると、こっちが普通なのでは?と思ってしまう。

お値段780円。お弁当にしてはちと高いが、満腹になる。これにお茶があれば、いうことなしだろうか。東海道線各駅停車が似合いそうな気もする。

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