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辛いもの探検隊―赤坂「韓」

最近、連発している「辛いもの探検隊」であるが、今回はいつもの「中華、四川」といったあたりから視線を東アジアに移し、韓国料理でも責めてみようということになった。韓国といえば、キムチやチゲなど唐辛子を効かせた料理が多数あるはずだ。コチュジャンも辛い調味料なので、それを使った料理も楽しめそうである。

ということで、今度は職場の近くの方がよいだろうということで、赤坂の「韓国伝統家庭料理 韓」に出向いた。赤坂とあるが、実際は六本木や乃木坂の方が近い。乃木坂からなら3分くらい、六本木からなら7分くらい、といった感じだ。「韓国伝統家庭料理 韓」で検索すれば、いくらでもヒットする。なので、アンカーは省略。

入口のたたずまい。

中は、落ち着いた感じでテーブルがメインである(写真を撮り忘れた)。さて、何を食べるか?ということになるのだが、自宅ではどんな辛いものでも食べている私だが、勤務中に外で食べるとなると、それなりの自制が必要になる(仕事着で、あまり汗だくにはなりたくないものである)。

そこで、私は「豚炒め物定食」、メンバーのN氏は、「キムチチゲ定食」を注文した。「スン豆腐チゲ」というのもあるのだが、「スン」とはいったい何であろうか?お店の人に聞いても、言葉が通じないのか、正確な答えは返ってこなかった。なので、「キムチチゲ」となったようだ。

突き出しは、豆腐、キムチ、大根・ニンジンの漬け物である。キムチは辛いが、あっさりしている。

箸は金属製である。ご飯と味噌汁がくる。味噌汁のことは「スープ」と言っていたが、どっから味わっても「シジミ汁」である。豆腐も入っている。

「豚肉炒め」が到着する。コチュジャンをたっぷり使っているようで、見た目にすごい辛そうである。

定食の全貌。よく見たら、サラダも付いていた。「スープ」を入れるのを忘れた。

けっこう豪勢だ。主役の炒め物は、野菜たっぷりでうれしい。辛いと思ったのだが、さほどでもなく、辛めの味噌炒めといった感じで、ご飯によく合う。

ちなみに、N氏の注文した「キムチチゲ」とは、こんなものだ。湯気がもうもうと立ち、写真ではわからないがぐつぐつと煮え立っている。具は、ネギ、しめじ、豆腐、白菜、豚肉などか。う~ん、やっぱりこっちの方が「探検隊」らしいな。

ちょっとお裾分けしてもらう。ご飯の上にちょっと乗せてもらい、食べてみる。うん、これはけっこう辛い。やっぱりこう言うのを頼まなくてはな、と思いつつ自分の炒め物を食べる。ところで、N氏は、「辛め」で注文したのだが、これで「普通の辛さ」といった感じだそうだ。女性客が多いので、辛さもマイルドなのであろう。周囲では、女性客が普通にチゲを食べている。ちなみに、「チゲ」とは韓国語の「鍋料理」のことである。

「普通の辛さ」とは言いながら、けっこう汗だくだ。ご飯をおかわりし、汁までしっかりかき込んだN氏は偉い。私と言えば、辛さが物足りないとか言いながらも、しっかりと汗をかいているのは、コチュジャンの影響だろうか。

食後は満足だが、やっぱり汁ものを行きたかったと、あとで後悔した。後悔先に立たず、はじめるときには忘れずに。でも、石焼きビビンバも美味しそうだったし、キムチチャーハンもうまそうだ。困った、困った、これではただの食いしん坊である(違うの?)。

というわけで、次はインド方面に出掛けてみたいと思っている。

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