今日(17日)は、FFXIIIことFinal Fantasy XIIIの発売日であった。このために、PS3を購入したといっても過言ではあるまい(実際には他の目的に活躍しているが)。家に帰るのが遅かったので、家人にはすでに見られてしまっていたが、食事でも採りながらとオープニングなど眺めてみたところだ。
オープニングムービーは美しい。PS2のFFXIIのオープニングも相当のものと思ったが、これはそれ以上である。ハード性能が向上しているのだから、当たり前といえば当たり前なのだが、人の髪の毛の一本一本までが描き込まれているようなCGムービーは圧巻である。
今回の音楽担当は、浜渦正志氏の担当だということだ。FFといえば、植松伸夫氏と決まっていたが、FFXIIでは崎元仁氏が担当し、今回も植松氏の出番はないようだ。往年のFFファン、植松ファンとしては寂しい限りだが、定番の音楽(チョコボのテーマ)などはアレンジされ、使われているということだ(まだ聴けてないが)。
ただ個人的には、FFXIIの崎元氏の音楽も好きだし、そういう意味で今回の浜渦氏の音楽も期待している。オリジナル・サウンドトラックがリリースされたら、手に入れるつもりだ。
オープニングが終われば、これも定番の天野喜孝氏によるタイトルとイメージグラフィックが現れる。最初は、「スタート」と「コンフィグ」のみと素っ気ない。試しにコンフィグを覗いてみると、これまた素っ気ない。非常に、項目は限られている。カメラアングルやATBのスピードなどを変えられるのは従来どおりだ。ATBスピードを最初は遅くしておこうと思ったが、実際にバトルをしてみると、その必要も薄いようだ。
さて、ゲームスタートすると、いつもどおりCGムービーより始まる。場所は列車内。ス○ー○ォーズを彷彿とさせる兵士、そしてFFXに登場した「祈り子」にも似た風采の乗客。ここで、主人公「ライトニング」と兵士「サッズ」が暴れ、列車から放り出されたところで最初のバトルとなる。
バトルには、いつものようにチュートリアルが付く。最初は、このチュートリアルに従った方が無難。できることも限られているので、タイミングよく○ボタンを押していく。FFXIIIのバトルシステムは、ゲージが溜まればアクションが発動できるというもので、このあたりはFFXIIなどとも似たようなものだが、ゲージはスロット状になっており、アクションのコストに応じてスロットが消費されるようになっている。最初はスロットが2個あるので、コスト1のアクションなら2回発動できる。これはなかなか面白いシステムだ。
最初の敵は、簡単に倒すこともでき、しばらくはトントン拍子で進む。フィールドに出る際には、カメラアングルについてのチュートリアルも入る。ここで、コントローラのスティックの動くに応じて視界をどのように変えるか選択できるのだが、よくわからないので初期設定のまま進めてみる。そのうち、勝手がわかってくるだろう。
剣を操る女性「ライトニング」のアクションはすごすぎる。常人の動きではないなぁ、これは。かたや銃を操りアフロヘアの「サッズ」はちょっと冴えない感じもして、その対象が興味深い(頭の中に鳥を飼っている。この鳥がかわいい)。
慣れないうちは、視界を変える際の動きによって酔っぱらった感覚を受ける(私だけか?)。妙な加速感と停止感で、リアルな感じもするが、スティックを動かした分だけ動くという感じでもないので、これで気持ち悪く感じるのだろう。
まぁ、時間がゲームのためにいくらでもとれるという人間ではないので、また何ヶ月もかけて、あるいは半年、一年とかけてやるのだろう。そういう意味では、コストパフォーマンスが高いゲームである。何しろ、ずっとずっと遊べるのだ。ストーリーを忘れるくらいに。
自分以外の人間がさくさく進んで、また悔しい思いをするのだろうなぁ。ということで、FFXIII、スタートである。