サイトアイコン たまプラ通信

七草がゆの日

今日(1月7日)は七草がゆの日です。私などは、単に「七草」を入れて食べる「おかゆ」といった程度の認識しかありませんが、正しくはこんなところのようです。

七草(ななくさ)は、人日の節句(1月7日)の朝に、7種の野菜が入った羮を食べる風習のこと。本来は七草と書いた場合は秋の七草を指し、小正月1月15日のものも七種と書いて「ななくさ」と読むが、一般には7日正月のものが七草と書かれる。現代では本来的意味がわからなくなり、風習だけが形式として残ったことから、人日の風習と小正月の風習が混ざり、1月7日に「七草粥」が食べられるようになったと考えられる。(Wikipediaより引用)

なるほど、朝に七つの野菜の入った羹(あつもの)を食べるのですか。必ずしも七草ではないようですね。しかも、おかゆでもないですね。サトイモやニンジンの入った煮物は食べましたが…。

1月7日は、「人日の節句」というのですか。ちなみに「じんじつ」と読むそうです。七日正月ともいうそう(上に書いてありますね)。

私の認識では、正月料理や酒で痛んだ胃腸をいたわり、ビタミン類も補給するといったものでした。実は結構、呪術的な意味もあるようですね。

七草、七種、羹、粥、いろいろ調べてみると面白いのですが、日本では、七種をどこでも採れるような野草にした点が面白いです。ふだんは口にしないような野草を、この日だけは口にする、というのも面白いです(カブラ、ダイコンなどは食べますが…)。

そういえば、七草がゆのための野草を鉢植えにセットで植え込んで売っているのも見かけました。食べてしまったら鉢は空になります。それだったらいっそ、種をどこかで買ってきて、あるいは種の実った野草を摘んでおき、秋に撒いて、正月に摘んで食べる、というのもいいですね。

ということで、七草がゆを食べて、無病息災を祈った夜でした。

モバイルバージョンを終了