引き続き、神奈川県立自然環境保全センターで見ることのできた花などを紹介します。今回は、自然観察園の雑木林を上がったところにある広場を中心に紹介します。後半、鳥とか、虫が出てきますので要注意。このシリーズ最終回です。
これまでの記事:春の自然環境保全センター(1) 春の自然環境保全センター(2) 春の自然環境保全センター(3) 春の自然環境保全センター(4)
広場の木。何となくどこかの政治家の顔に似ているような気がしています。
撮影:キヤノンEOS 40D+キヤノンEF 100mm F2.8L MACRO IS USM、パナソニックDMC-TZ10
まず、草木から行きましょう。
コクサギ(小臭木)。広場にて。クサギの小さいの、という名前ですが、こちらはミカン科です。ちなみにクサギとは、葉とか茎が臭いという木です。その名に負けず、きれいな花です。
オウバイ(黄梅)。黄色い梅という意味ですが、実は梅の仲間ではありません。ヤマブキのように、黄色い花が目立ちます。
クサイチゴ(草苺)。臭いわけではありません。これでも実をつけて、その実はきちんと食べれます。
ここからは鳥さんです。
木の周りをうろつくラブリーなヤマガラ君です。
ヒヨドリ。特に珍しくもない鳥ですが、TZ10の望遠が非常にくっきりでした。
キセキレイ。尾を振り振りえさを探すようすはラブリーです。遠すぎてはっきりしない絵になってしまいました。
ここからは虫です。もう、いろんな虫が出てきていました。
ウスバキトンボ。羽が薄い、黄色いトンボという意味です。羽が薄いせいか、ひらひらと頼りなく飛びます。もうトンボが出てきていてビックリ。
クビホソジョウカイ。鳥獣保護棟脇にて。花はオオイヌノフグリ。
クスサン。大型の蛾です。鳥獣保護棟脇にて。羽化したてなのか、枯れ枝の先に留まってじっとしています。
このシリーズはこれでおしまいです。ご覧になっていただけた方、ありがとうございます。次も、また別の場所で出会えることを。