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辛いもの探検隊―サドンデスソース【特別寄稿】

ずっと前のこの記事で、「デスソース」なる極めて辛いトウガラシソースのセットのことを取り上げました。このうち私は、「ハラペーニョソース」と「オリジナルソース」という2本のソースを試しただけで、「アフターデスソース」と「サドンデスソース」については放置して(びびって)いたのですが、このたびめでたく「辛いもの探検隊」でおなじみのN氏に寄贈することに成功しましたので、レビューを書いてもらいました。

辛いもの探検隊―死を招くソース

今回は特別寄稿として、N氏による「サドンデスソース」の体験記です。

頂いたデスソース…試してみました。
しかも「サドンデス」って!
ソースをかける対象料理は最近自分のなかで最もスタンダードな特製インスタントラーメン1.5人前。
まあ土鍋を使い、野菜を多めに入れ、花椒、パクチー、ニンニク、生姜、ゴマ油等の風味を効かせ、(この時点でメーカーオリジナルの味ではなくなっている)いつものはここに「鷹の爪」等で辛くするんですが今回は入れずに完成させ、食べる直前にデスソースをかけて、どんだけ辛くなるか少しづつ試す目論み。

さてラーメンが出来上がり、いよいよデスソースを開封します。
うわさではビンを触る際、気付かない位の微量が手に付き、目を触ったせいで激痛が走るとか、見てるだけで涙が出てくるとか…
とにかく劇(激)薬並みに扱った方が良さそうですね(笑
という訳で慎重にビニールを外して行きます。
そしてフタをあけ、まず香りを嗅いでみます。
タバスコに近いのかな?いや、タバスコは酢の香りが強いけどデスソースの方は…あれ?なんかフルーティ?ちょっと辛めのトマトソースのような…
酸味はあるものの、なにか甘くマイルドにさえ感じられる香りです。
そこに唐辛子の香りが混在してるという…。

本当に噂程辛いんだろうか?と少し疑問に思いつつタバスコ感覚で瓶をとりあえず傾けた所、それだけで「ドバドバッ」と出てしまいました(ヒーッ!
その瓶形状からタバスコみたいに振らなきゃ出ない物だと思ってました(泣
…でも、もうハラを決めてそのままマゼマゼして食べてみます。

「うん辛いね♪…いや、ちょっと待って…!」
味自体は香りと同じフルーティさ(と薬品臭?)が、ほんの最初だけ感じられる程度ですぐにその「凶暴な正体」が姿を現わします!
「あーやっぱ辛ーい!!!」
「し、舌が痛い!!!」
辛さを先頭に、酸味、若干の苦味等が一体になって襲い掛かって来ます。
(いや自分で口に運んでるんですけどね。)
口の中のものを噛めば噛む程、本領発揮とばかりに辛さを主張してきます!
「こんな辛さは始めてかも、いやどっかで体験しt…」と一瞬、意識混乱?
その日は結構寒い日だったのですけど、すぐに身体が熱くなり、汗も急激に出て来たのでTシャツ1枚に。でも暑いぞ!

「ああ、なんかやっと慣れて来たかも」「最後まで行けそう!」
中盤過ぎた頃にはスープも若干冷め、充分混ざったせいで緩和されたか、無事に麺を食べ終わりました。
軽く達成感を感じながらも今度はゴハンを投入し、もう一度土鍋を火にかけ、おじやにし最後のスープ1滴まで美味しく頂きました。
食べ終わる頃には頭部全体から汗をかき、身体も汗ばんでいますが、満足の食事となりました(爆
あとは出口に被害がなければ最高なのですが、果たして…。

味自体は確かになおさんが言われてた通り、和食には合わない気はしますね。
ラーメンは普段から酢を入れて食べる事もあるので余り違和感は感じず頂けましたが。
それでもやっぱピザやパスタに合うと思います。

最近考えるのです。
そうとう辛いものでも、汁ものだと結構楽に食べれちゃうのではないかと。
なので今度は汁無しパスタ(スパゲティナポリタンとか)を作って試してみます。
以前なおさんにプレゼントした「O-Hot」なんかも、その食べ方の時が一番辛さを実感しましたし。
その時はまた連絡しますね。

ありがとうございました。

区切りがわかるように赤字にしてみましたが、この「サドンデスソース」は、「オリジナルソース」の10倍の辛さということです。ちなみに私は「オリジナルソース」をカレーに入れたりして使っていますが、これでもけっこう辛いので、この10倍というのはもはや想像の域を超えていますね。

いやはや、貴重な体験をありがとうございました。

次は、食べれば必ず酩酊状態となる、世界一辛い麻婆豆腐の出番ですね。乞うご期待。

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