「バタデン」って知っていますか?鉄道好きなら、どこかで聞いたことがあるでしょう。島根県東部を走る「一畑電車」の愛称です。このバタデンがお弁当になったということで、地元のスーパーで買ってみました。
なんでこんな弁当がスーパーで売っているかというと、バタデンを舞台にした映画があるからなんですね。「RAILWAYS」という、49歳になって電車の運転手になった男の物語です。「大人が夢見てもいいんですね。」という名コピーと中井ピーチもとい中井貴一 の名演技が生きる名作です(見ていないけど)。
まぁ一種のコラボで、ソフ鉄で有名な村井美樹さんのブログでもやっていますね。
一畑電車の情報はここで。最近は地方の鉄道会社も熱いですね。群馬の上信電鉄とか。
で、このお弁当を、閉店間際、半額で買ってきました。翌日の朝ご飯にしようと思ったのです。正価は490円ですので、250円くらいの朝食です。豪勢ですね。
ラッピングしてある紙を取ってみました。この紙には「50%引き」とデカデカと貼ってあるので、とてもお見せできません。また透明のテープで封がしてあるので、剥がしたらぐちゃぐちゃになってしまいました。なんかこう、マニア心をくすぐりません。
竹の葉のように見えますがただの紙です。
ふたを開けてみます。卵とか鮭とか微妙にばらけていますが、鮭が車体(色からするとデハニ50)、蓮根が車輪という設定です。サンプルとえらい違いです。笑 ゆで卵は太陽かな~とか。
このお弁当の売りは、バタデン電車と、宍道湖産のシジミご飯と言うことです。あとは、ゆで卵、鶏の唐揚げ、煮物、昆布の煮付けです。なんか、すごく普通のおかずが入っています。さっそく食べてみましょう。
うん、お弁当として至ってふつうで美味しいです。蓮根には色が付いていますが、酢に漬けてあるとかそういうことはないようです。シジミは、混ぜ込んであるというよりは上に乗せてあるという感じです。味を付けたご飯にまぶした、ということでしょうね。本当に宍道湖産であるかどうかは(私の舌では)わかりません。
ということで、休日の朝としては豪勢すぎるものをいただいてしまいました。これ、いつまで売っているんだろうな~とか考えてしまいましたが、毎日なくなるところを見ると、けっこう買っている人がいるんですね。でも「バタデン」と見て「おお!」とか思う人ってそんなにいないんでしょうね(少なくともこっちでは)。