春先は、すごい寒い日が続いたりと、このままどうなってしまうのだろう？と思いましたが、最近は順調に暑い日、梅雨らしく蒸し暑い日が続いていますね。うむうむ、このままなら今年の稲作は大丈夫かしらとか勝手に思っているのですが、すごく暑く、蒸している日に、リビングのエアコンが乱心召されました。
熱風が吹き出している…。
これが第一声です。「そんなバカな…。フッ」とか思ったのですが、確かに熱風が吹き出しています。「チャゲ＆飛鳥」か、とかそんなことを心の片隅に思い浮かべながら、室外機を見ると、
イオン、もとい異音を発している…。（イオンならいいのに）
これはやばいかも？と思いました。何しろ、入居時から使っている、10ン年ものです。リビングといえば、もっとも稼働率の高いエアコンのはず。今は夏も冬も使いますから、いつかこんな日が来るのではないかと思っていました。
で、どうするか？修理するか？ここで修理という選択肢は、最初から捨てています。これは、10年前のPCを修理して使うようなものだからです。修理できるかわからない、修理費用がリーズナブルかわからない、修理してもそのまま何年もまた使い続けられるかわからない、修理して望む性能が出るかわからない、からです。
修理して大事に使い続けるという選択肢が最初からないのは哀しいですが、これから夏本番ということでリビングにエアコンがないのはつらいということで、さっそく地元の家電量販店Yに行ってきました。
夏だというのに、エアコンのコーナーにあまり人がいないですねぇ。時間が早い（11時頃）せいかな？とか思いましたが。ま、とにかく物色しました。私は「ぴちょんくん」が好きなので、ダイキンのエアコンにしようかな♪とか思っていましたが、残念ながらダイキンとは取引がないようです。以前は少し見かけましたが、今回はまったく見かけませんでした。
気を取り直して、リビングの広さ（12畳くらい？）にあったものを物色します。すると、某大手電機の名札を付けたメーカー協力員のおじいさん（！）がすかさず説明に。まぁ、あれやこれや説明してくれますが、聞けば聞くほど混乱しますね。こっちは、「夏涼しく」「冬暖かい」のでいいのや！とか思うのですが、今のエアコンにはいろいろなものが付いているのです。
お掃除…自分でホコリとかを掃除する機能ですね。聞けば、溜めたホコリをどうするか？でメーカー間で差異があるそうです。室外機からポイッとはき出す、室内機で溜めたものを定期的にユーザーが捨てる、この場合3ヶ月ごととか、2年とか、けっこうばらつきがあるようです。
再加熱除湿…よくわかりませんが、温度を下げずに除湿する、ということで冷え性の女性向きとか。でもこれは、エアコンの能力の半分を除湿に、半分を加熱に使うとかで、効率は非常に悪いとか（冷えたものを温めるから、とか）。
殺菌…内部で紫外線で空気を殺菌する機能らしいですね。怖！
センサー…人や家具のいる場所を検地して効率よく空調する機能らしいです。そういえば、動く目玉が付いていますね。
あとは、おしゃべり機能とか、電気代表示機能とか、人がいなくなったら切るぞ機能とか、至れり尽くせりですが、最低限お掃除機能と殺菌機能を押さえた上で、基本性能に優れているのはズバリどこのメーカーか！と問いました。
それはやっぱりF社です。
F社？それはあなたのネームプレートの社名では？という突っ込みはさておき、コンパクトでよさそうだし、うちにはないメーカーなので、ものは試しということで即決しました。
省エネ性能で年間3,000円電気代を節約！とか言いますが、これだと10年でようやく元を取れる、というレベルです。そんなことを気にするよりは、ゆとりある運転で機械に無理をさせず、長い間使えるようにした方が結果的にはお得です。
ということで、滅多に買わないエアコンの選択でしたが、いざその場に立つと意外と予備知識がないのにビックリというお話でした。PCならバッチリなのに。