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初秋の新治市民の森(4)―観察路~鎌立の奥

9月19日、初秋の新治市民の森に行ってきました。田んぼのあとはそのほかの場所ということで、観察路から池ぶちを回り、鎌立の奥あたりまで進んでみましょう。

このシリーズの記事:初秋の新治市民の森(1)―その前に 初秋の新治市民の森(2)―田んぼの草花(1) 初秋の新治市民の森(3)―田んぼの草花(2)

新治市民の森の案内は、こちら:新治市民の森 – ザ・公園 – なおさん亭::新館

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観察路も、だんだんと見るべきものが減り、背の高いアザミのトゲを躱しながらゆっくりと進みます。目に付くのは、ヤマホトトギス。これはたくさん、というほど咲いています。中でもちょっと写りのよいものを1枚だけ紹介。

こちらのゴンズイも、実がはじけていました。このゴンズイも、花のときからフォローしていましたので、やっとはじけたか、という感じですね。

あとはオトコエシ。こいつも散策路に倒れかかり、幅を利かせていました。

 

観察路はこのへんで。9月に見れるというはずの、ベニバラボロギクやイヌショウマには会うことができませんでした。

池ぶち広場に移りました。基本的にここではお休みするだけなのですが、奥の方には畑のようなものもあり、しゃがみ込んで写真を撮っている人もいます。何か面白いものがあるのかしらと、私も行ってみました。

ヤナギタデでしょうか?ミズヒキにしては、赤と白が同時に咲いていますし、葉が細いです。

 

イヌホオズキです。名前のとおり、ふつうのホオズキのように赤い実に顎、というわけにはいきません。黒い実がつきます。鎌立谷戸にもありました。

花が残っていないのか、これからなのか、メドハギです。メドって占いに使う筮竹のことらしいですね。もとは、このまっすぐな茎を利用したそうです。

 

池ぶちから、鎌立の奥の方に進みます。水溜の中では、例の親子が嬌声を上げていますが行きはスルーで…。鎌立の奥では、ヤブラン、キンミズヒキ、ミズヒキをたくさん見ることができます。林の中の道沿いの普通、という感じですね。

鎌立の奥からは、尾根に入らずに引き返します。来た道を戻り、例の嬌声を上げる親子に声を掛け、池ぶちから鎌立谷戸を進みます。次回は鎌立谷戸から旭谷戸のあたりまで。

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