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【日記】皇居外苑を歩く(1)

昨日は「日比谷公園」に続き、「皇居外苑」を歩きました。東京駅での打ち合わせが終わったあと、まだ帰るにはちょっともったいない時間でしたので、足のリハビリも兼ねて皇居外苑を一周しようと決めたのでした。そういえば、皇居周辺に足で訪れたのは、意外なことにこの歳になって初めてなのでした。車で通ったりはしましたが、考えてみれば不思議です。

皇居外苑[環境省]

「和田倉橋」です。大手町駅を地下から出てすぐ、「和田倉噴水公園」に渡れる橋です。今回は、東京駅の丸の内北口から向かったのでした。

小さめの写真

「和田倉噴水公園」は、昭和36年の天皇陛下(当時の明仁皇太子殿下)のご成婚を記念され作られました。さらに、平成7年の皇太子殿下のご成婚を記念し、今のように整備されています。ライトアップされる噴水や落水施設の他に、噴水を目の前に楽しめるレストランなど、充実しています。

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「皇居外苑」は、皇居を取り巻く「国民公園」です。国民公園とは初めて聞きましたが、自然公園、都市公園以外の公園を指すそうです。何だかわかったような、わからないような説明ですが、日本には4箇所しかないようです。

国民公園及び千鳥ケ淵戦没者墓苑[環境省]

「和田倉噴水公園」を出て内堀通りを渡ると、「桔梗門」と「巽櫓(やぐら)」が見えます。このまま右に、「大手門」方面に歩くことにします。ここへは、ぐるっと一周して帰ってくることになります。ちなみに一周はほぼ5kmです。だから、ウォーキングやランニングに利用されるのですね。

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「大手門」に向かううち、噂の「皇居ランナー」を目撃することになります。最初は、「へぇ~」という感じでしたが、そのうち「ヲイヲイ」になりますね。数が尋常じゃないです、ほとんど途切れません。その人たちがけっこうなスピードで、縦隊、横隊、変幻自在に脇をすり抜けていきます。これは確かに怖いですわ。

そうこうするうちに、「大手門」に着きます。大きな門ですね。外国人の方が、欧米系、アジア系、織り交ぜてわいわいやっております。手前の「桔梗濠」では、ハクチョウが水浴びしています。あら、カワウも一休みしています。

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「大手門」を過ぎて消防庁の方に進みますと、左手の「大手濠」に見慣れた黒い水鳥が。キンクロハジロですが、どういうわけか首をすくめているので真っ黒な塊にしか見えません。このキンクロハジロ、あとで大群になって現れるのですが…。

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気象庁のあたりまで来ると、「大手濠緑地」に辿り着きます。ここは、ランナーの休憩所になっているようですね。あたりじゅうに荷物や飲み物、食べ物などが散らばっています。ストレッチに励む人もたくさんいます。ここには、(写真には撮りませんが)「和気溝麻呂像」があります。また、「震災イチョウ」が目を惹きます。樹齢かれこれ150年ほどということですが、関東大震災の猛火から逃れて、一ツ橋のあたりからここに移植されたというもので、復興のシンボルとされています。

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「平川門」のあたりまで来て、ふと内堀通りを挟んで反対側を見ますと、桜が咲いているではありませんか。早咲きだなぁ、と思って見ますと、商社丸紅本社ではないですか。内堀通りを渡る信号が青になったのを機に、近くに寄って写真に収めます。

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平川門の交差点を元に戻りますと、「平川門」です。ちょうど、一般参賀の方々が出てこられるところでした。

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竹橋をわたって国立近代美術館や国立公文書館を反対側に見ながら進みます。緑が間近に見えるようになってきたところに、アブラナの黄色い花が。やや疲れてきた足には、ほっとします。

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そうこうするうちに「北桔梗門」へ。ここには人気(ひとけ)はなく、警備の警官の姿のみ。門だけを、うまく収めてみました。

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「乾門」に至る途中にある交番付近は、ちょっとした休憩スペースです。ふと目をやると、ロウバイが。もう、ほとんど散ってしまっています。また、マンサクの花も。

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「乾門」から千鳥ヶ淵交差点に至る道は、とても細いです。ランナーを避けながら立ち止まり、「半蔵濠」の方を臨みます。

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「千鳥ヶ淵公園」に入ってしまえば、道も広くなり、歩きやすくなります。桜の木がたくさん。もうちょっと経てば、ピンクに染まるのが目に見えるようです。下のモニュメントは、メキシコから贈られたもので、移民100周年を記念したものだとか。

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皇居に最も近い、「半蔵門」です。そのまま駅名になっています。警備も物々しいのですが、それが見えないように撮ってみました。下の「桜田濠」は、「桜田門」まで続く広い濠ですが、武蔵野の原風景を見せてくれるような趣があります。

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長くなってしまいましたので、2回に分けていきます。

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