3月27日、「小机城址市民の森」に続いて足を延ばしたのは、お隣の緑区にある「鴨居原市民の森」です。「小机城址市民の森」から「鴨居原市民の森」は4.2kmほどありますから(Google Mapsでルート検索)、とりあえず小机駅からお隣の鴨居駅に移り、そこから歩くことにしました。鴨居駅からですと、1.3kmほどの道のりです。
鴨居原市民の森は、その名前が示すように、横浜市緑区の鴨居町にあります。鴨が居るから鴨居なのですかね、などという突っ込みは置いておいて、さっそく進みましょう。ところで、JR南武線って、駅によって駅前の様子が相当違いますよね?
鴨居原市民の森の紹介:鴨居原市民の森 – ザ・公園 – なおさん亭::新館
撮影機材の紹介:キャノンEOS 40D、キヤノンEF100mm F2.8L MACRO IS USM、パナソニックDMC-TZ10
鴨居原市民の森の話に戻ります。鴨居原市民の森は、「北地区」と「南地区」という2箇所に分かれている、市民の森では珍しいタイプです。ということで、まずは北地区に進んでみることにしました。なぜかって?こっちの方が駅から近かったからです。鴨居駅を出てロータリーを右に進むと、県道109号に出る交差点にさしかかりますから、そこを左折します。交差点には、付近の見どころの案内があり、鴨居原市民の森も載っています。
さて、ここからが勝負です。実は、鴨居原市民の森は、多くの地図に載っていません。手持ちのiPhoneで見る地図にも載っていませんから、とりあえずあらかじめ覚えた場所の記憶を頼りに、「それらしい場所」を目指して進みます。
ところで、県道109号線は、鴨居5丁目交差点で複雑に分岐しますが、県道は向かって左側にそれる細い道になるので注意しましょう。太い道を進むと、目的地から相当はずれるばかりか、挙げ句の果てにどん詰まりで裏切られます(笑)。
「竹山団地」入口を過ぎたら、目的地はすぐそこです。左手に、深い竹林が見え始めます。疑心暗鬼で進んでいた私も、もしか知れこれがそうかも?と思って進んでいましたら、こんな標識を発見しました。一安心です。
右の方向に進みます。左手に「オオアラセイトウ」(ムラサキハナナ)の群生を眺めつつ歩きますと、入口の案内が。おお、やっと!やれやれという感じです。しかしここも、進む方向を間違えますと、民家の玄関に到達してしまいます(笑)。
申し遅れましたが、鴨居原市民の森は、トータル2haにも満たない小さな市民の森です。北地区は南地区より狭く、1haもありません。そのため、ちょっとした距離感の喪失に遭遇します。まずはこの案内看板を覚えてゴー!です。
あ、入口付近で、ウグイスカグラが咲いているのを見つけました。
「竹の径」と称される道を進みます。この名前からわかりますように、鴨居原市民の森の北地区は、竹がメインテーマです。道自体は非常に短いもので、あっという間に「よんやま広場」に到着します。よく整備されていて、キレイな広場です。
案の定なのですが、警告表示があちこちで、よほど不届き者が絶えないのでしょう。
広場は基本的に竹林ですが、つぼみのモミジイチゴを見つけることができました。
竹の子育成中、ということでしょうね。立派に育っています。
広場の傾斜を登ると、「竹の子径」と称される道に入ります。実はこの道、わずか数メートルで、すっかり道が終わっているにもかかわらず、歩き続けている道がまだまだそうだと思い込んで、畑に出てもまだまだ歩き続けてしまったという失敗もありました。速めに歩けば、1分で先ほどの案内看板に戻れます。
ほかに見るところはありませんから(道から外れた竹林や雑木林には当然入れません)、ここで早々に引き揚げて、南地区に移動することにします。しかしこれがまた苦難の道なのですが…。