4月17日、神奈川県厚木市、「神奈川県自然環境保全センター」の続きです。今回は引き続き、Y標識エリアに入ります。Y標識エリアは、谷戸の佇まいを味わうコース、さっそく行ってみましょう。
このシリーズの記事：春の野歩きは楽しい―自然環境保全センター（1）―竹見本園で野の花を満喫
谷戸に下りると、湿地が開けています。今は殺風景ですが…。
自然環境保全センターの紹介：神奈川県立自然環境保全センター – ザ・公園 – なおさん亭::新館
撮影機材の紹介：キャノンEOS 40D、キヤノンEF100mm F2.8L MACRO IS USM、パナソニックDMC-TZ10
谷戸の方にも、たくさん野の花が溢れています。
まだ花どころか葉にもなっていませんが、ハンゲショウの芽が出始めました。いずれ、この一帯を覆い尽くすのです。
ヘビイチゴを2題。最初のはふつうのヘビイチゴ。2枚目は、ヤブヘビイチゴです。ヘビイチゴより萼（襟巻き）が大きくなります。
キク科の黄色い花もたくさん。これはそのひとつでジバシリ。その名のとおり、地面を走ります。
さぁ、タチイヌノフグリです。オオイヌノフグリに似ていますが、ずっと花が小さく、こぢんまりと咲きます。
今回、もっともすごかったのが、これカキドオシです。あちこちに群生を作っていました。
いきなり虫です。目の前にぴょんと動くものがあったのでつい…。種類はよくわかりませんが、ヒシバッタです。背中の黒い紋が特徴。成虫で冬越しをしたのでしょうね。
ゲンゲ、レンゲソウと言った方がわかりやすいです。群れもなく、ぽつんとひと株だけ咲いていました。
こいつも、けっこうな群生を作っていました。トウダイグサです。水の流れのほとりに群生を作ることが多いようです。
水のある場所と言えば、タネツケバナです。
カキドオシに似ていますが、トキワハゼです。
またも会いましたか！という感じでヤマカガシです。ガサガサと斜面を上っていきました。何度も書いていますけど、毒がありますから基本的に近づかないで下さいね。
谷戸の奥に進むと、日陰にひっそりとニリンソウが咲いていました。
実は！様子がいつもと違ってまして、谷戸の奥にはそのまま進めなくなっていたのです。なので、ルートを変更して山の中へ。これはまた明日に。