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春の野歩きは楽しい―自然環境保全センター(3)―暗い林縁を進む

4月17日、神奈川県厚木市、「神奈川県自然環境保全センター」の続きです。今回は引き続き、N標識エリアに入ります。Y標識エリアは、山に入り、ほのかに暗い林縁を進むコース、さっそく行ってみましょう。

このシリーズの記事:春の野歩きは楽しい―自然環境保全センター(1)―竹見本園で野の花を満喫 春の野歩きは楽しい―自然環境保全センター(2)―谷戸の佇まいを楽しむ

Y20標識のあたりで、通行止めに。やむなく、N標識エリア(山の中)に入ります。

小さめの写真

自然環境保全センターの紹介:神奈川県立自然環境保全センター – ザ・公園 – なおさん亭::新館

撮影機材の紹介:キャノンEOS 40DキヤノンEF100mm F2.8L MACRO IS USMパナソニックDMC-TZ10

振り返りざま、通行止めエリアを見ますと、木が何本か池の方に倒れているように見えます。

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山の中に入れば基本的に日陰です。日陰には、ニリンソウの群生が。

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さて、これは何でしょう?と思いましたら、ネコノメソウというそうです。何が猫の目なのかな、と思いましたが、実の開きかけた感じがそうなのだとか。ちなみに黒いツブツブは種です。虫の卵じゃありません。笑

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ちょっと大きめの青い花がたくさん。ハナイバナをそのまま大きくしたような感じですが、こっちはヤマルリソウです。今年は、やけにたくさん目に付きました。

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林縁にはマムシグサがたくさん生えるのですが、今回はちょっと早かったようです。最初はムラサキマムシグサ。まだ葉も開いていません。次のはカントウマムシグサ。こっちは、ほぼ開いていました。陽当たりの関係でしょうか?

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まだ地面の上には枯れ葉が多いのですが、茶色い中に茶色く動くもの発見。アカガエルでした。水のあるところからはだいぶ離れていますが、大丈夫でしょうか?

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カエルとひとしきり戯れて目を上げると、そこにはヒトリシズカが。

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切り落とされた木の枝には、イラガの繭が。まだ羽化は済んでいないように見えます。

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薄暗い中に、鮮やかな黄色のヤマブキソウが。ここも定点ポイントです。

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N標識エリアをぐるっと回ったら、Y26標識のあたりでY標識エリアに戻ってきます。谷戸の奥まで行って、また帰ってきましょう。 どういうわけか、奥の方は木の花ばかりになりました。

斜面を這うように伸びているヤマブキの花です。

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キブシがまだ残っていました。

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一見、花が咲いているように見えないのですが、かわいらしい花をいっぱい付けるニシキギです。

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おっと、ネコノメソウです。上の方で実になる前は、こんな感じです。やっぱり猫の目の想像は突きにくいですね。

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K, Y, Nと3つのエリアを回って少々疲れてきましたが、まだM標識エリアが残っています。ここは整備して残してある、といった趣の場所で、これまでの場所とはちょっと違います。次回、回ってみましょう。

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