4月29日、江の島めぐり、今回はいよいよ最終回です。
奥津宮近くには、龍野ヶ丘自然の森があります。通称、恋人の丘。奥には鐘があり、恋人たちが鳴らすことで結ばれるとか。男4人で来て「○○ー、好きだー!」と鳴らしている風景も見ましたが…。まさか相手は4人の中とか。
今回持っていったカメラとレンズの紹介:キヤノンEOS 40D、シグマ17-50mm F2.8 EX DC OS HSM、パナソニックDMC-TZ10
ここは、けっこう緑深く、もとは草地だった場所を整備して今のような林にしたようです。あまり野の草の類は撮りませんでしたが、キランソウ。
この場所に似合いますね、ウラシマソウ。テンナンショウ属は、このウラシマソウだけが見られました。しかもあたりじゅうにたくさん。
おっと、3匹目の猫です。のそのそ歩いていましたが、アタシが駆け足で近寄ると警戒モード→逃走と相成りました。
これも去年は見られなかった案内看板です。羊羹の中村屋付近にて。非常にわかりやすいですし、琵琶や龍を象ったものなど、その場所をよく表しています。しかし中津宮の造形は…(あとで知ったのですが、中津宮の祭神イチキシマヒメは弁財天と同視されているようですね。なるほど、です)。
さて、森をぐるっと歩いたら小腹も空きましたので(もうですか!)、中村屋の女夫饅頭をいただきましょう。ちょうど蒸したてをいただけるということでありがたいです。熱々なので甘さも倍増、茶色いのは粒あん、白いのはこしあんで、1個100円です。
往路でも気になったのですが、見慣れないお店が出ています。木造で真っ黒な外観、ひなびた雰囲気の茶店「江のまる」です。お店の人に聞きましたら、今年の1月オープンだとか。ならば、コーヒーでも飲んでいきましょう。先ほどの饅頭で口も甘ったるいので。
コーヒーは、量はさほどでもないですが深煎りでなかなか美味しいです。Lotusのキャラメルビスケットが付いています。このビスケットは、私も非常用に職場に備蓄しているものです。割賦があまりに普通でしたので、ちょっと残念(カフェオレは茶道で使うようなものが出てきてビックリ)。
サイダーを注文した者も。鎌倉ビール謹製、江の島ビール。ラベルのカメは、ハワイから来たとか。それにしても「鎌キャラ幕府」とは?
茶店はお土産コーナーもあって、同行者はしばし物色したいというので、ほかの面々は江の島大師へ。不動明王をお祀りしています。入口に真っ赤な仁王像があり、通りかかる子供たちは、オニ!と言っていましたが、あの色では仕方ないかも。中では、中国刺繍の仏画展など、催し物がありました。
花の広場まで戻ってきましたら、猫4匹目。座布団猫です。ほかの座布団は主が不在でした。
岩本楼まで戻ってきました。猫5匹目。往路では木の影で見られなかった猫がカメラ目線でポーズ。
最後、片瀬橋から江の島方面を眺めます。もう3時も過ぎていまして、朝とは違った風景です。空も潮の色も違いますね。
これで、今年の江の島シリーズは終わりです。今頃が、一番楽しめるのではないでしょうか?お付き合いいただいた方、ありがとうございました。