ちょっと前になるのですが、連休中日の5月4日、神奈川県川崎市の「生田緑地」に単身赴きました。天気もよく、なかなかの人出だったのですが、朝9時から夕方4時半まで歩きっぱなしという強行軍でした。その割にはたいした収穫もなく、いつもどおりのものを見てきたという感じなので、今回のシリーズは昆虫や鳥だけに絞って、紹介してみたいと思いました。
ちなみにこれは生きていませんのであしからず。岡本太郎先生作の鯉のぼりです。遠くからでもひと目でわかりました。
生田緑地の紹介:生田緑地 – 森と公園めぐり – なおさん亭::新館
撮影機材の紹介:キャノンEOS 40D、キヤノンEF100mm F2.8L MACRO IS USM、パナソニックDMC-TZ10
今年の連休は仕事を半分くらいしていたという感じなので、見つけたものの名前をきちんと調べている余裕がありません。半分くらいは未同定なので、ご了承下さい。
順不同で申し訳ないです。何てことないのもたくさん混じっています。というか、ほとんどがなんてことないです。そのへんでいくらでも見つかる虫たち、そんな感じでしょうか。
アブ2題。最初はホソヒラタアブ。「長者穴古墳群」付近にて。眼の色とか、細身のボディとか、なかなかどうして、と思いませんか?2枚目のはハラキンミズアブ。よく見たら、ホウチャクソウに留まっていたようですね。
カメムシ2題。最初のはカスミカメムシの仲間かな、と思うのですが未同定です。「長者穴古墳群」付近にいました。透明感のある翅を持ちます。とても小さいです。2枚目はクヌギカメムシの幼虫です。
キボシアシナガバチ。管理事務所付近にて。スズメバチの仲間なので、あまり刺激しないに越したことはありません。ちなみに「キボシ」というのは本体ではなく、巣の方にちなんで付けられた名前のようです。
ハムシ3題。1枚目と2枚目、ハムシの仲間でしょうね。これら同定できません。ハムシの仲間って、本当に種類がたくさん。1枚目は筋が入って光沢のある上翅がひとつのポイント。2枚目はテントウムシのような紋。なかなかナイスでラブリーな外観をしています。3枚目は、ジンガサハムシです。言い得て妙、です。
コメツキムシの仲間2題。最初の2枚は、シモフリコメツキ。毛が生えており、それが霜降りのような模様を作るからということ。これは「ホタルの里」の近くにいました。2枚目のは、「水生植物観賞池」にいたものです。3枚目はムナビロサビキコリ。管理事務所付近にいました。けっこう活動的で、すぐに飛びます。
ゾウムシの仲間です。クチブトゾウムシの仲間のような気がします。すごく小さいです。「日たるの里」付近にて。
クモ2題。最初のはハエトリグモの仲間でしょうか。ぴょんと跳ねるので、そんな感じです。「ホタルの里」にて。次のは、何気にカメラ目線のクモで、レンズの向きに合わせて体の向きも変えるというものです。警戒しているのか、餌が来たと思っているのか。
テントウムシの仲間。赤い星が二つなのはナミテントウ。これってフタホシテントウ、とかいうのかなと長い間思っていました。次のはおなじみのナナホシテントウです。今の季節、アブラムシの出現に伴い、テントウムシの盛りですね。
最後はヒシバッタの仲間です。「水生植物観賞池」付近にて。ごつごつと、なかなか味のある風体です。
昆虫編は、これで終わりです。次回は、鳥さんとか、いってみますね。