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【日記】葉が花瓶?いえいえ歯が過敏(2)

久しぶりの歯医者通い、2回目です。予約も取って、あとは行くだけ!という初日の話です。果たして歯の様子はどうなのか…?

1回目の記事は、こちら。

【日記】葉が花瓶?いえいえ歯が過敏(1)

いつものクセで、やや早めに着く感じで出発しても、何かに捕まって結局時間ジャストに着くのでした。A歯科クリニックに入ると、今度は受付嬢がいらっしゃいます。ムムム、以前にお世話になったときの女性とは違う!それもそうだな、あれから2年近く経っているのだものなと思いながら予約の旨を伝えます。クリニックの方針なのか、おきれいなその受付嬢は診察券と保険証を受け取り、では座ってお待ちくださいと中に来訪の旨伝えます。

で、しばらく待つのですが、他に患者はいないし、誰か何か話してくれるわけでもないし、一応医院なのでiPhoneで遊ぶのも憚れるし、というわけで雑誌を物色!客層なのかクリニックの誰かの趣味なのか、女性向けの雑誌かゴルフ雑誌しかナシ。う~んこれは困った、何かないカナとか悩んでいたら、お呼びがかかりました。今度からは、新聞とか本とか持参しよう、と思ったのでした。

下足を脱ぎ、スリッパに履き替えて、すぐの診療台に歯科衛生士の女性に案内されます。うん、ここは前に来たときと同じだね、と思いましたら、やや様子が違います。以前は、正面の壁に据え付けてあった液晶モニタが、今回はもっと見えやすい場所、診療台の上にアームでくくりつけられています。見やすくする配慮なのかな~とか思いましたら、すぐにわかりました。そう、多機能化されていたのです。

歯科衛生士の女性がパネルを操作しますと、そこに見慣れたWindows XPの画面が出てくるではないですか!しかも、何かアプリケーションが起動しているようです。「私もまだ慣れないんですけどぉ…。」とかおっしゃいながらちょこちょこ操作していましたが、どうやらこれは歯科医向けの支援ソフトウェアのようです。撮影したレントゲン写真や患者の診療情報を記録、閲覧できる新進のシステムのようです。う~ん、2年も経つとあっちこっちいろいろ進んでいるね!というわけで、あとでこのシステムの機能が少しずつわかってくるのでした。

ということで、先生登場。しっかり、覚えてくださっていたようです。暑いですねとかいう軽い世間話のあと、場所の確認と、目視でのチェックということに。さらに、まずはしみる場所を特定させるということで、水を吹き付けたり、空気を吹き付けたりということを。見た感じ、虫歯のようなものはないようですねぇ、ということで確実を期すためにレントゲン写真を撮ることになりました。

放射線管理室に案内されます。で、メガネを外せといわれ、鉛入りのすごく重いプロテクターを着ろと言われます。また、口の中に感光紙?を入れられます(これに伝染るんです、もとい写るんです)。放射線か~これも被曝だよな~とかぼんやりと思っていましたら、いつの間にかみんな部屋から出てしまいます。え?みんな出ちゃうの?私だけ残されるの?放射線管理区域に?え~とか思っていましたら、撮影はあっという間に終了しました。

口の中の感光紙を取り出され、「最近は被曝量もかなり小さくて済むようになったんですよ~。」とかいう先生の言葉を聞きながら、重いプロテクターを外され、メガネも戻されて視察台にて写真が処理されるのをしばし待ちます。果たして何マイクロシーベルトの放射線を被曝したのでしょうか?

しばし環境ビデオを見ていると、写真が処理できたようで、目の前のモニタに映しだれます。ほほ~これは便利だね!と感心しながら説明を受けます。見た感じ、真っ白…。これってどうなんだろう?と尋ねますと、黒い部分がないので、要は虫歯がないってことです、と言われます。え?それっていいことじゃ?と思って聞き返しますと、そのとおりという至極真っ当なお返事。

そうか、そうか、虫歯がないのか、ではしみる原因は虫歯じゃないってことだね、先生!

まぁいわゆる「知覚過敏」というやつでしょう、ということになりますが、そこでこの歯科医向け支援ソフトウェア(名称不明)の本領発揮です。画面に、歯の断面図のイラストが出てきて、しかもアニメーションして、知覚過敏の起きる仕組みを解説してくれます。こりゃ便利だね!以前は下手な絵を描いていたんですけどね!とか冗談をおっしゃっていますが、確かにこりゃ便利だ。

こういうのって高いんじゃないですか?と業界人ぶって振りますと、けっこうします、とのお返事。あたりを見た感じ、PCとモニタは汎用品ですが、ソフトウェアは専用のようなので、このあたりにお金がかかっていそうです。でも、このシステムが役に立ったのは、この日ではこれだけでした。

で、歯茎も腫れていますので、歯石を取って歯茎を落ち着かせて、さらに歯石を取って様子を見ましょう、ということになりました。その前に、しみる感じを抑える薬剤を塗布するとかいろいろ入りまして、あとはゴリゴリ、ガリガリと石をひたすら取られたのでした。ただし前歯のみ。

歯がきれいになっていくのは、掃除する方も楽しいんですよねぇ、とかいう意外な言葉に、(お風呂掃除みたいなものかな?)という余計なことを言いそうになりましたが、そんなもんかなぁ、とでも何となくわかると、削られるのに身を任せているのでした。

ということで、この日は終わり。もう少し、歯石を取っていきましょうということで、1週間後に予約を取って帰ります。果たして、しみる感じはなくなるのでしょうか?

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