ついに出ましたね、新刊が。風呂マンガでよくここまでネタが続くものと感心していましたが、ここにきて大きく路線転換です。以降ややネタバレになりますので、知りたい人だけ進んで下さいませ。
オビ付き画像。映画化(実写)されるんですか。何でも実写化すればいいもんじゃないと思うのですけどね。
第1巻あたりでは短編読み切りという感じで各話が進んできていましたが、だんだんと長編になり、第3巻では一冊丸ごとがひとつのお話になっていましたね。
今回の第4巻ではこの傾向がさらに進んで、なんとお話が完結しておりません。だんだんと少年ジャンプのようにならなければよいのですが。
ところで、第4巻では、ずいぶんと早い段階から予約注文を受け付けていました。しかも予約特典付き。名前を書くのも恥ずかしい魔除けのお守りか、お風呂でも読める本など。もちろんタダではありませんから、特典の付いたもの、付いていないもの、選ぶ必要があったんですね。
私は最初は興奮して迷いましたが、クールダウンして冷静になると、特典も結局ゴミになるだけだなと悟り、何の特典もないものにした次第です。工夫を凝らした編集部それとも営業部?の方々には、同じ出版業の人間として、申し訳ない気持ちでいっ
ぱいです。
話を作品の方に戻しますと、今回は平たい顔族にキーパーソンが登場します。しかも女性。しかも美形。しかも(くどいな)頭脳明晰超優秀。芸妓までこなす才色兼備。ラテン語を話す彼女にルシウスはすでにメロメロの気配ですが、彼女もまんざらではない様子。これは楽しくなってきました。
第4巻では、ほとんど導入部とい
う感じで、肝心のお話しは第5巻に期待という感じです。平たい顔族の国で、ルシウスは何か収穫を得て帰るのがいつものパターンですが、今回の収穫は長い分大きそうですぞ。
今さらですが、ルシウスが今回飛ばされるきっかけとなった皇帝を救うことができるのか?それでシリーズは完結してしまうのか?平たい顔族のディアナとの未依頼は?
いやあだんだんとお風呂からは離れていってしまっているようですが、ますます先が楽しみになってきました。乞うご期待ですぞ。