今日は3月11日です。もう、あれから1年も経ったのかと思うと、季節の進むのは早いなと痛感します。それでも、毎日は回っています。特別な日でも、やはり朝からいろんな用事をこなして、普通に食事を採り、生活を続けます。
そんな日のお昼は、忙しいこともあって、インスタント食品で済ませます。ですが、今回はものがちょっと変わっていて、サッポロ一番の「アラビヤン焼そば」です。袋めんの焼そば愛好家の私は、ほとんどこの商品の入手を諦めていましたが、職場のM嬢が何とプレゼントしてくれました。バレンタイン焼そばですか、さすがですM嬢!
実は袋めんの焼そばについては、過去に1回しか記事にできていません。それほどレアな存在になってしまったのか、袋めんの焼そば。
それにしてもすごいネーミングです、「日清焼そば」。親中派の方々は、むしろこのネーミングを問題にすべきでは?あ、今の人たちとは民族が違うからいいのですか、そうですか。
話を元に戻しましょう。さっそく堪能すべく、日曜のお昼に、こそこそと始めました。大袋を開いて、個別のパッケージを取り出します。
そうなんですよね、このアラビアの貴公子の載ったパッケージがよいのです。しかし色合い的に、どうしてもカレーを連想します。ですが焼そば、しかしなぜアラビアなのか?アラビアンではなく、アラビヤンなのか。
パッケージをよく読むと、不思議なくらいおいしくできるとか、摩訶不思議,香ばしくてスパイシー、堪らない味わいアラビヤン、とか味のあるコピーが炸裂しています。
どうやらこの不思議感覚がアラビアに引っ掛かっているのかと思いましたが…。まさかトレビアンとアラビヤンを引っ掛けているわけでは…、まさか。
まずは、袋の中身を確認しましょう。普通ですね、油で揚げた麺に、粉末ソース、そして青のりです。
これだけで作ってもよいのですが、具が欲しいところ。冷蔵庫をあさりましたら、モヤシにキャベツにソーセージ。十分でしょう。
これを油で炒めておき、とりぜず除けておきます。そして、説明書どおりに200ccのお湯で麺をゆでて、いや炒めて、ほぐれたら具と合わせて粉末ソースを投入、全体に馴染むまで不乱パンの中で混ぜ合わせます。
インスタントの焼きそばはどうしてもこびりつきやすいので、テフロン加工のフライパンがお勧めです。
常々思うのですが、水気がきちんと飛ぶのか、麺がきちんとほぐれるのか、気になるのですが、最終的にはうまくいくのが不思議です。長年の商品ですから、そういうのはとっくに解決されている以前に、問題にもなっていないのでしょう。
できあがりです。付属の青のりと、冷蔵庫のちょっとだけあった紅ショウガをトッピングしました。
見栄えは、他社の商品と変わりませんね。まずは一口といってみましたが、味わいがちょっと変わっていて、う〜ん、これならスパイシーと言えなくもありません。麺も思いの外しっかりしていて、時間が経ってもけっこういけました。
アラビアの気配がまったくないのにアラビヤン焼きそば、そういうギャップを思い描きながら味わう焼きそばです。