最近、意識せずにボサ・ノヴァの定番Mas Que Nadaを複数聴いていることに気付きましたので(何ですかそれは)、ちょっと紹介をば。曲名は知らずとも、誰でも一度は耳にしたことがあるというこの名曲、実は私とほぼ同い年のこの曲、さっそく視聴してみましょう。
ちなみにオリジナルはジョルジ・ベンジョール(Jorge Ben Jor)。その後、あのセルジオ・メンデス(Sérgio Santos Mendes)のカバーでブレイクしました。残念ながら私は双方とも手持ちがないのですが、他のアーチストによってカバーされているのをいくつか発見しました。
まずはタンバ・トリオ(Tamba Trio)。ボサ・ノヴァのオムニバスアルバム「FINO〜bossa nova」に収録。タンバ・トリオはブラジルのピアノトリオ。これは実にラテンっぽい(というかラテンなのでこの書き方は変なのだけれど)。
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fino~bossa nova(ヒーリング・ボサ・ノヴァ・コンピレーション)
次は木住野佳子さん。アルバム「シエスタ」から。木住野佳子さんはジャズピアニストでラテンが得意。アルバム自体がその名前からしてラテン満載です。何ともけだるい午後に聴くのがピッタリ。もちろんボーカルはありません。
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さらには、ジェシー・J(Jessy J)。最近お気に入りな、南米出身のサキソフォン奏者です。ちょうど、アルバム「Tequila Moon」「True Love」を購入しまたところでした。彼女の飛び跳ねるようなボーカルが魅力です。
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最後は、あの由紀さおりとピンク・マルティーニ(Pink Martini)。アルバム「A Retrospective」から。何という出会いなのかということなのですが、実はこの曲、Pink Martiniの公式サイトから無料でMP3形式の楽曲ファイルが入手できます。ですので、視聴ではなく、フルで聴けるのです。これはすごい!ちなみに歌詞は日本語になっています。
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Pink Martini | 1969 & A Retrospective
聴き比べると、これが同じ曲なのかと思うくらいアレンジが違ってて楽しめますね。iTunes Storeで検索すると、山ほど出てきます。ぜひお試しを。
ちなみにMas Que Nadaはポルトガル語で、「どうしたんだ?」「やなこった!」という意味らしいです。そう思って聴くと、さらにイメージが膨らみますね。ぜひお聴き下さい。