不肖私、我が家の住宅ローンの借り換えを敢行しました。実際にやってみてわかることも多く、もしかしたら誰かのお役に立てるかも?と思い、まとめてみることにしました。
結局、借り換えに要した時間(申し込みから融資実行まで)は約2ヶ月です(このあとに、書類を受け取るだけの期間が約1ヵ月続きます)。 最初に、この連載を理解するための情報をまとめておきますね。
借り換え前は、次の3箇所から借りていました。
- 住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)
- 横浜市建築助成公社
- 某都市銀行の住宅ローン(勤務先の提携ローン)
3ヶ所もあるのは、購入時の物件が、住宅金融支援機構(当時は住宅金融公庫)の融資可能枠が小さくて、他からも借り入れが必要だったためです(勤務先の付き合いというのもあった)。
住宅金融支援機構と横浜市建築助成公社のほかは仮名としておきます。これを、新規融資元として某外資系銀行(もとは破綻した国内の銀行)に一本化して、金利を大幅に下げて返済期間を一気に短縮し、繰上返済も簡単にするというプランです。
実は、最初の融資から10年以上を経過していて、金利の低下に伴い何度も借り換えを考えたのですが、根が無精なため、先送りになっていたのですね。しかし、今年こそやるぞ!という決意のもとに、重い腰を上げたのです。
金利。借り入れ当時、もう底と言われていましたが、さらに下がり、低金利時代の今、はっきり言って割高です。返済しても元本が減っている気がまったくしませんでした。
繰り上げ返済。すべて店舗に出向いて申し込み書類を書き、しかるべき手数料を払って、ようやく達成できるものでした。わざと返済をしにくくしているのではないかと勘ぐりたくなります。
借り換えには、大きく分けて6段階のアクションがあります。こいつを、何日かに分けて書いていってみようかというわけです。
- ステップ1 申し込み→簡単な審査がある
- ステップ2 書類の提出→これがかなり面倒
- ステップ3 契約内容の摺り合わせ→実はこれもかなり面倒
- ステップ4 融資内容の打ち合わせ→ここが大詰め
- ステップ5 契約の実行→意外とシンプル
- ステップ6 融資実行日のあれこれ→肉体的に大変
- ステップ7 保険の脱退や各種書類の受け取りなど→これは楽
では、次回から順番にいってみましょう。あらかじめお断りしておきますが、あくまでも私の経験であり、特に新融資元が外資系なので、都市銀行とは流れが全然違うかも知れません。そのへんを含んだ上で、お読みいただければ幸いです。
次回の記事はこちら:
【日記】住宅ローン借り換えはカンタン?面倒?(2)—ステップ1:申込書を送る