今日は暴論です。どういう反論が来るかはわかるので、あえて反論しないで下さい。笑
今日は昼間中会議で、午後6時過ぎに遅めの昼食となったのですが、やることはたくさんあったので手軽に済まそうと思い、近くの牛丼チェーンに入りました。そこでいつもの牛丼+サラダセットを食べていたのですが、牛肉、食べ過ぎじゃね?とふと思ったのです。
昔は今のように牛肉なんて気軽に食べれなかったし、食べれたとしても高価でした。今はわずか280円くらいで、牛丼一杯をいただけます。安いから食べられる量も多くなるのでしょうけど、実際どれくらい食べられているのでしょうか?
統計によると、平均でひとりあたり10kgを食べているとか。ちなみに1970年代では2kgくらい。10倍は食べているわけです。これに貢献しているのが、牛丼、ハンバーガー、焼肉、ファミリーレストランなどの牛肉メニューでしょうね。
手軽に食べられるのはいいけど、こんなに食べられなくてもいいかなぁ、と思うことがあります。牛丼の安売り競争などを見ていると、牛肉の価値って何?と思ってしまうこともしばしばです。
先日、朝のNHK「おはよう日本」で、アフリカ産ウナギのことを取り上げていました。今年はウナギの稚魚が不漁で、数が足りないとか。そして急遽、アフリカのマダガスカル沖で採れるウナギを導入、と言うことになったようです。
種類も違うし、焼き上がりがカールしたりと、国産のウナギ、あるいはこれまでも輸入していたウナギとはだいぶ違うようですが、味はよいということのようです。浜名湖近くのウナギ料理店で、出すことを検討しているようです。
ウナギに関わる仕事の方には申し訳ないのですが、そんなにウナギを食べなくてはならないのかな?と思うのです。私はウナギが嫌いではないですし、よくできた鰻丼など本当に美味しいと思いますが、スーパーで並んでいるウナギなどは食べてみればそんなに美味しくないなと感じることも多いため、いつからかウナギを買わなくなりました。
皆がそうではない、やっぱり何が何でもウナギを食べたいんだ、という人が多いからでしょうが、やっぱり商売上ウナギが欲しい、というのが本音と思います。出して並べれば食べる人はいるし、ないと言って出さなければ商売が成り立たないし、ということと思います。
ウナギだって、そんなに頻繁にがつがつ食べるようなものではなかったのですから、なかったら食べなければいい、出てきたらそれなりの対価を払って食べればいい、と思うのです。乱暴ですかね?
我が家では今度の土用の丑の日に、ちょっとよいウナギを探してきてひつまぶしでも食べようという計画です。直近でいつ食べたかは記憶にないほど前です。笑
他には、マグロ。マグロの地位低下も甚だしいですね。近くのスーパーでは、生の本マグロがどっさりさくで安価に売られていたりしてビックリします。しかもトロの部分とか。回転寿司店でも、驚くほどの安さで中トロの握りなどが流れているそうで、ビックリします。
マグロも、本マグロ漁の規制が入るとか、いずれはウナギと同じ方向に行くんでしょうかね。あ、もちろんマグロは好きです。特に赤身が。生の本マグロの赤身とか、本当に美味しいと思います。だから、大間の本マグロの大トロを100円で、などと言われるとガッカリするのです。
なんだかうまくまとめられませんが、需要を拡大して安く大量に供給したら今度はモノが足りなくなって代替品を探して供給し、最後は本来の価値をズタズタにして取るに足らない食べ物になってしまうというのは情けないというモヤモヤ感を以前から持っていて、ちょっと話が重なったので書いてみました。
異論、大歓迎です。