今日から10月。台風一過、よい天気となりました。これも保たないそうで、残念です。
さて、9月29日に訪れた、神奈川県伊勢原市の日向薬師詣での続き(2日目)です。1日目は、ヒガンバナを中心にいってみました。2日目の今日は、日向薬師周辺の山野草など、いってみたいと思います。
1日目の記事はこちら:
【おでかけ】秋の日向薬師でヒガンバナを愛でる
日向薬師から車道を降りて、突き当たりを右手に進むと、日向古道の日陰道という2kmほどの散策路に入ることができます。その名のとおり薄暗い部分が多いですが、日向に日陰を引っ掛けているのでしょうね。
お堂から降りる車道は、あまり陽が差さないようです。そのせいか、陽当たりのよい場所に咲くようなものにはほとんどお目にかかれませんね。春にはマムシグサがばーっと生えるような場所ですから、推して知るべしです。
ゲンノショウコ。これは陽当たりのよい場所が好きなのでしたっけ?
ツユクサ。色の薄いのは文字どおりウスイロツユクサというそうです。ムラサキツユクサというのはまったく別の種類です。
ヤブマメ。2枚目のは白い花になるヤブマメだそうですが、もしかしたら違う種類かも知れません。
トキリマメ。
アキチョウジ。中に見えている顔のようなものは雄しべです。
アカネ。小さい花ばっかりで撮影は大変です。今頃になって右腕にしびれが出てきました。
レモンエゴマ。レモンの香りがするといいますが、やっぱりシソの香りですよ。
マツカゼソウ。これもまた花が小さくて…。
ヤブマオ。至るところで見かける割には正体不明だった草です。ちなみに房の上下で雌雄が分かれるそうです。
ケチジミザサ。こんな小さくてもしっかり花ですよ。
ベニバナボロギク。花が咲いているのかと思いきや、咲いているのです。しかもバッとボロのように拡がります。訪問者はアリ。
カントウヨメナ。白かったり、ちょっと紫がかっていたり、様々です。
ミズヒキ、ギンミズヒキ、キンミズヒキ。最近知ったのですが、白いミズヒキはギンミズヒキというそうです。ミズヒキと同じタデ科です。キンミズヒキはバラ科です。
日陰道でも陽当たりのよい場所では、ツリガネニンジン、ツルボ、ヤマハッカなどお馴染みの面々が群れをなして咲いていましたよ。
小さめの写真 Flickrで見る 新館で見る:ツリガネニンジン
とりとめもない感じでしたが、日向薬師周辺の山野草など、紹介してみました。夏に訪れれば、もっとバラエティに富んでいるかも知れません。
3日目の記事はこちら:
【おでかけ】秋の日向薬師詣でのついでに自然環境保全センターとおまけ
撮影機材:キヤノンEOS 40D+シグマ17-50mm F2.8 EX DC OS HSM、キヤノンEOS Kiss X2+キヤノンEF 100mm F2.8L MACRO IS USM