今日(11月22日)は、「いい夫婦」の日。まぁ語呂合わせですが、朝から恥ずかしい特集するなよなNHK。と、来年銀婚を迎える私が申しております。
今日のお昼、ラーメン屋さんで「たまとろラーメン」なるものを食しておりました。これは、溶き卵とモヤシとニラときくらげをあんでとろみを付けたしょうゆ味のラーメンで、実に私好みなのですが、斜め向かいに座った営業マン風の青年が、突然話しかけてくるのです。
あらかじめお断りしておきますが、この青年とは面識はありません。4人掛けのテーブルの端と端に座るので、私から見たら斜め前になるのです。
「タンメンって、本当に美味しいですよね。」
???と思いました。言っていることはまことに正しいのです。私もタンメンは美味しいと思いますし、好きですから。でも、まるっきり面識のない人に、いきなり話しかける言葉としては妥当でしょうか?
でも私は、これに応えてしまうのです。
「そうですよね。美味しいですよね。」
青年は満足したのか、にっこりと微笑んで、タンメンの続きに取りかかりました。で、それっきり言葉を発せず、食べ終わるとそそくさと席を立ってお勘定に向かうのでした。
あえて深読みはせず、私は私のラーメンに取りかかっていましたが、何と、最近緩くなってきたメガネが、ぼっとんとドンブリの中に落ちました。とろみのあるスープは熱く、少し汗をかいていたので、滑ったのでしょう。
誰かに見られたか?と思って見渡しましたが、幸運なことに、誰も見ていないか、見て見ぬ振りをしていました。私は何食わぬ顔でそのメガネをテーブル備え付けのティッシュで包み、そのまま職場に持ち帰って念入りに石鹸で洗うのでした。
メガネのヒンジをメンテナンスせねば、と思いました。