Google Reader(Googleリーダー)が、7月1日を以てサービスを停止するようです。今朝、ブラウザで開きっぱなしのGoogle Readerページの挙動がおかしいのでログインしなおしたら、このようなメッセージが出てきました(しかも英語で)。
[Learn more.]で詳細を見ると、今度は日本語で、サービスを停止するから購読情報などをダウンロードできるようにしておいたよ、新しいところでそれを使ってね、ということらしいです。
改めて説明するまでもなく、Google Readerは、RSSリーダーです。RSSのフィードを提供しているブログ(本ブログもそうです!)などを登録しておくと、その更新がわかってまとめ読みでき、非常に便利なのは言うまでもありません。
以前は、専用アプリとしてのRSSリーダーなどを使ってきましたが、Google ReaderですとWebブラウザさえ稼働すればどこでも何ででも購読できるので、最近はほとんどこれしか使ってきませんでした。
しかも、iPhoneアプリでGoogle Readerと連携して使えるReederなどもあって、非常に使い勝手のよい環境だったのです。
ですが、Google Readerが廃止されるとは困りました。購読情報を再利用するにしても、代替手段を講じなければなりません。代替手段はいくらでもあるのですが、Google Readerの使い勝手を代替できるものがあるのかどうか…。
iPhoneアプリとの関係もありますしね。
この発表は、日本では今日らしいですから、しばらくは議論が起きるのではないでしょうか?主体性のない私はその議論の流れを見ていきたいと思います…。
それにしても、利用頻度が減っているからとGoogleは言っているようですが、APIの利用率は上がっていたのではないですかね?私も、Webにログインするよりは、iPhoneアプリなどで利用する方が頻度的には圧倒的に高かったですから。
結局、サービスを提供しても利益に結びつかない(=広告を表示できない)のでは、やっていられないということなのでしょうかね。そう言って消えていったサービスはたくさんありますから、今回もそれのひとつだったということなのでしょうか。