久しぶりに辛いもの探検隊、いってみますね。ライト版ですけどね。今日は、サッポロ一番のみそラーメン辛口ラー油仕上げです。まぁ辛口と申しましても一般レベルでしょうから、ピリ辛くらいに思っていた方がよさそうですけど。探検隊としては、ジャブ前のスパーリングレベルでしょうか。
ふつう、みそラーメンを辛くするには豆板醤やコチュジャンなどの唐辛子味噌系なんかを使うのですが、これはラー油を使うんです。ラー油ブームも一段落して遅れてきたチャレンジという感じですが、どんな感じなんですかね。
あ、ラー油も唐辛子なので、そういう意味では唐辛子系ですが。
ちなみにサッポロ一番味噌味45周年記念ということで、期間限定のようです。食べるなら今ですね。関係ないですけど、シリーズ第一弾はしょうゆ味で、その2年後に味噌味が出てきています。商品開発は大変ですね。
中身は、いたって普通です。いつものスープに、七味唐辛子の小袋に替わってラー油の入った小袋入りです。
仕上がりの見た目も普通です。スープはパッケージ写真ほど赤くならないのが残念です。お好みでラー油を足してもいいかも。というか、普通のみそラーメンにラー油を足しただけで同じものが実現できるのでは?
夕べの晩ご飯のあまりの、豚バラ肉を焼いたもの、豆苗を湯がいたものをトッピングしました。モヤシもよく合います。
辛みは普通です。ちょっと唇がひりひりして汗をかくレベルです。万人にお勧めできますね。
ところで、長い間袋めんのトップシェアを維持してきたサッポロ一番シリーズは、昨年にマルちゃん(東洋水産)の正麺にシェアトップの座を奪われました。しかも、今年に入って日清食品のラ王とチキンラーメンにも抜かれてシェア4位に(8月の日経POSのデータから)。
このままではいかんということで、サンヨー食品も待望の生麺風袋めんサッポロ一番 頂を10月に発売開始するそうです。これで、即席麺大手3社の生麺風袋めんが勢揃いするのですが、80億円かけたというその味が今から楽しみです。
しかし、袋めんのシェアの半分近くが「その他」というのも、この市場の多様性を伺わせますね。何とも面白い市場であります。明星食品のチャルメラシリーズも好きですし、マルちゃんのカレーうどん、好きです!各社、頑張って欲しいです。