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世代間ギャップを越える何かに驚く話。

世代間ギャップ(ジェネレーションギャップ)を越える何かを感じさせる話です。よかったらどうぞ。

仕事の打ち合わせの流れで、打ち合わせ相手の人が頼まれて親戚の子どもの勉強を見た、という話になりました。そのとき彼は、その子がわからない問題に出会ったときの行動に驚愕したと言います。聞けば何と、アラフィフ世代の私には考えも及ばぬ行動に出ていたらしいのですが…。

その子のとった行動とは、問題をスマホで撮影、それを友人に送るというものでした。するとすぐに、赤字で解答の入ったものが帰ってきて彼はビックリしたと言います。その子は、何食わぬ顔でその解答を自分の問題の解答欄に書き写したと言います。う〜む。

そうすると、効率がいいんだそうです。何でも、仲間内でLINEを使って問題を分担して手早く処理するとか…。う〜ん、確かに宿題やら問題集を「片付ける」だけ、という観点で言えば効率的なんだろうけど、何か大事なことを落としていないか?

こう考えるのは私のような多くのアラフィフ(アラフォーあたりもかな?)世代に共通するものでしょうが、今回の話は、キレイに写真を撮って友人に送れるスマホという機械があって、それを便利に使わないのはなぜ?という考え方もあるよね、というものなんです。

まぁ我ら同世代では納得感の薄い話でしょうが、意外と若い世代では「それもありだよね」という反応が多いんじゃないかという気がしています。勉強なんだから、自分でしっかりやっておかないと意味ないでしょ?という価値観じゃないんです。

意味ない、それは確かにそうかも知れないけど、便利で楽な方法があるなら、それを使っちゃうよね、というシンプルな発想、それです。単純に言えば、目の前に階段とエスカレーターがあれば、自然とエスカレーターを選ぶ感覚。考えないんです。それがわからないと、永遠に我らと彼らの間は平行線ですね。

その子らや、ポストその子ら世代を相手に商品企画をするなら、こういったギャップを押さえておく必要があるかも知れませんね。ちょっと前に言われた世代間ギャップよりさらに広い溝が、お互いの間に横たわっていそうです。

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