この日が近づくと、テレビや新聞は賑やかしくなる。いろいろ思うことはあるが、あえて触れないことにしておいて…。
3年前の今日、私は何をしていたんだろうか?当時のブログ記事を振り返ってみた。
地震発生当日。とにかく、何かできるわけでもなく、各方面の連絡に追われてブログ記事は休んだという投稿。実際、その日はパニックだった。
地震発生当日のことを後日に書いた。読み返してみると、その日の記憶が鮮やかに蘇る。本当にその日は、いったい何が起きているのか?という感じだった。
仕事に出た日のことが書いてある。地震は金曜日だったので、月曜日の話ということになる。3日目ともなれば、かなりの情報は出揃い、どのように動いたかということがわかる。
地震発生4日目、仕事に出始めてから2日目だ。2日目となれば、さらにいろいろなことが見えてきている。計画停電というのは、本当に必要だったのだろうか?という疑問も今なら湧いてくる。
当時、あれほどまでに節電、節電と言っていたのだが、今はそんなことは忘れてしまったかのようだ。火力発電で必要な電気が賄えるからいいじゃないかという意見もあるが、使う電力量が変わらないままに燃料費が上がったら、それって経済的ダメージじゃないのか?節約できるところは節約して、というのを続けるべきでなかったのか?
ただ、東京メトロなどでは車内で一部の照明を外していて、その部分が暗くて本や新聞が読みにくくて困る。その替わり、駅構内はさんさんと明るい。このアンバランスさは、なんとかならないか。
災害は、忘れた頃にやってくる。緩衝帯のないこの東京で大地震が起きたらどうなるのかと、テレビなどで空からの東京を見て不安になる。どうせ起きるなら、平日の昼間は避けてということを意味もなく願っているが、この東京でそもそもどんな備えをすれば万全かなんて、圧倒的な人口の前にはまったく想像がつかない。