昨日の続きで、26日に訪問した東京都調布市の神代植物公園で見つけた春の山野草の2回目。ざくっと歩いているだけなのだけれど、あとで見るとけっこういろんな種類の花を撮っていたりする。
エビネの群生。エビネ園という特別な場所があるらしい。エビネといえば園芸植物としても人気があるらしいが、この素朴なエビネが一番。
何とも素朴な色合いで良いね。ブームだし、持って行かれないのを祈るばかりだ。
もうすっかりお馴染みのシャガ。群生で咲いていたり、この色合いは確かにキレイなのだが、どうも中華っぽい感じがしてなじめない。もしかして中国産だろうか?
こちらはニリンソウ。小振りな花と、1本の茎に花が複数付いている感じからニリンソウだと。イチリンソウらしきものも見かけたが、どうも花が複数付いているような感じがして迷った。でも、花が一個だけのニリンソウとか、花が複数付いたイチリンソウとかあるそうだ。ちなみにサンリンソウというのもあるらしい。
上のは、神代水生植物園にて。
場所を神代水生植物園に移して。こっちは、少し離れたところにあるが、無料で入れる。そのせいか、やはりおかしな人たちが多い。湿地に入って何かを摘んでいたり、歩きタバコをしていたり…。一定のフィルターをかける意味で、少しは料金を徴収した方が私などは安心できる。
で、水生植物園はその名のとおりいろんな水生植物を集めているので、ショールーム感覚で観察を楽しむことができる。名札も付いているので、同定に悩むこともない。ちょっと人工的に過ぎる感もあるが。
こいつはミツガシワ。葉の感じが名前の由来である。
コウホネ。この名の由来もさんざん書いた気がする。茎が白く、水底に沈んだ骨のように見えるから。
アケビの花。アケビを英語で言うとAkebiaというのを初めて知った。何かこう、花のときからアケビの実のような風合いである。
最後。ムラサキゼニゴケ。そんな名前だったかな〜と思ったが、説明があったので多分そうなんだろう。群生が至るところにあり、花も少し大振りで、なかなか楽しめた。
ということで、神代植物公園(神代水生植物園)の山野草たちであった。これからの季節、ますます楽しみな感じである。7月ごろに、また訪れたい気がする。今度は、木の花かなぁ…。
このシリーズの記事一覧:
神代植物公園で花を愛でてきた〜フジの花
神代植物公園で花を愛でてきた〜春の山野草たち(1)
神代植物公園で花を愛でてきた〜春の山野草たち(2)
神代植物公園で花を愛でてきた〜木々の花など