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日経IDと日経BPパスポートが統合されたそうなのですが…?

日経IDと、日経BPパスポートが統合され、去る4/30から日経BPのサービスの一部が日経IDによる認証に切り替わったそうだ(書いていて複雑だと思う)。日経IDは、日経電子版などの日本経済新聞社のID。日経BPパスポートは、その子会社の日経BP社のIDだ。

両者を統合して、ユーザにとてっは使い勝手の向上、会社にとっては情報収集の効率化と精度を上げたいのだろう。抵抗してもしようがないので、どのように変わっているのか、おそるおそる日経のサービスを利用し始めてみた。

ブログ主は日経電子版(有料)の会員なので、日経IDを保持している。なので、日経電子版には取得済みの日経IDを用いて問題なく入れるはずだ(持っていない場合は取得する)。トップページからログインしようとすると、冒頭のスクリーンショットのようないつものログイン画面が出るので、IDとパスワードを入力して先に進む。

ところが、ログインする前に、と称してワンステップ入るのだ。ここで、本人確認のために日経BPパスポートのパスワードを入れろということ。そういえば、4月の早いタイミングだと思ったが、日本経済新聞社からハガキが来ていて、IDを統合するからパスポートの方のパスワードを思い出しておけよ、という指示が書いてあった。

そのとき、慌てて記憶をたどり、問題なくログインできることを確認して安堵し、来るならいつでも来やがれと構えていたのであった。今回、ついにそのパスワードが要求されたわけだ。

しかし不思議なのは、日経IDと日経BPパスポートをどのように紐付けしたのかな?ということだ。今回、日経IDでログインするにあたり、日経BPパスポートのパスワードは求められたがIDは求められていないのだ。もしかして、メールアドレスや登録情報を半分自動、半分手動で付き合わせて、両者を結び付けたのではないか?と想像してしまうのだ。

と、難しいことを考えていてもしようがないので、とにかく日経BPパスポートのパスワードを入力、先に進むことにした。すると、登録情報が正しいのか、確認を求められる。ブログ主の場合、正しい氏名や生年月日が出ていたので間違いないだろうが、「登録情報が正しく引き継げない場合」というリンクがあるので、これが違っている人もいるんだろう。

次は、登録情報の確認となる。勤務先の情報、自宅の情報、購読紙などの情報を更新する。特に自宅の場合は「以下の住所でも登録があります」と正しい住所が出ていたが、肝心の登録情報が空のようなので、改めて登録する必要がありそうだ。

しかし郵便番号以外は必須ではなく、正しい住所が登録されているようなので、ここはスルーした。一番下に「サービスに関するアンケート」とあるので、購読紙に「日本経済新聞」と「日経ヴェリタス」を指定した。ところで、日経ヴェリタスにも独自のIDシステムがあるのだが、このへんはどうなるのだろうか?

先に進むと確認画面になる。情報の一部を修正したければ、ここでできる。

ところ〜が、である。先に進むと、こんなことを言われてしまった。「ただいまの操作はお受けできませんでした。電子版をご覧になるには、この画面左上の「日経電子版」を押してください。」だそうだ。

言われたとおりにすると、また日経電子版のトップページになる。ログインすると、今度は何も言われずにログインできた。ブラウザ画面の右上に、自分の名前が確認できる。

とすると、とりあえず作業は完了したと思っていのだろうか?何だか釈然としないが、今まで日経BPパスポートで入っていたサービスにログインしてみることにした。日経ビジネスOnlineあたりが妥当だろうか?さっそくサイトにアクセスしてみると、先ほど日経電子版にログインしたせいか、すでにログインしていると出る。

試しにログアウトしてみると、日経IDからログアウトしたと出るので、日経IDでログインしていたらしいことがわかる。何とも複雑だが、日経IDへ移行したサービスについては、片っ端から日経IDで入るしかないだろう。

「ご利用のサービスへ」から再び入り直すと、今度は明示的に日経IDでのログインが要求される。日経IDで無事入れるので、移行はうまくいったと思っていいかもしれない。しかし上記のエラーは、やっぱり気になる。

日経IDの所有者は有料会員だけでも20万人以上いるらしいから、同じように面倒な移行作業をこなした人も多いだろう。けど考え方がちょっとわかりにくく、迷う人もいるはずだ。中には、ブログ主のようにエラーに遭遇した人もいるだろう。

ブログ主はとりあえず使えるのでこのまま利用を続けるが、何か起きたら真っ先にここで報告するつもりだ。

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