人生の扉という歌が好きだ。竹内まりや作詞・作曲。多くのシンガーにカバーされているので、聴いたことのある人も多いはず。当人のクリアな歌声もイイが、ブログ主としては小野リサのカバーをオススメしたい。小野リサといえば、説明がいらないほどのボサノヴァシンガー。ソフトな歌声が魅力的だが、この声で人生の扉を歌われると何となく泣けてくる。いや、本当に泣けてくる。
ということでオススメ。ところで、この歌には英語の歌詞が繰り返し登場するが、何と歌っているかご存じだろうか?全部引用してしまうと著作権を侵害してしまうので、ホンの触りだけ。
I say fun to be 20
………私は言う、20歳になるのは楽しいこと。
………
30, 40, 50までいく。30歳になるってすごい、40歳になるって素敵、50歳になるのも悪くない。
何という前向きな歌詞だろう。いや、日本語部分も十分前向きなのだが、英語部分はそれを増して印象的だ。
I say it’s fine to be 60
………私は言う、60歳になるのもいいこと。
………
70, 80, 90までいく。70歳だって悪くない、80歳だって大丈夫、90歳まで生きる。
でもこのあとはこう来る。
I say it’s sad to get weak
………私は言う、弱くなるのは悲しいこと。
………
一転して後ろ向きだが、それは違うのだ。最後は、生きるって価値あることだと信じてる!なのだ。
ブログ主は考える。どんなに濃い人生を生きてきても、死んでしまえばおしまいなのではないかと。確かに、自分だけのために生きてくればそうかも知れない。だ
が、人生が自分だけのためでなかったとしたら、死んでも何かが残る。この歌をしんみり聴いていて、そんなことを考えた。
ちなみにブログ主は、歌詞に出てくる五十路越えだ。もう50なのか、まだまだ50なのか、それは考え方次第。