5年ぶりに運転免許証の更新に行ってきた。ゴールド免許なので5年間の有効期限があるので、5年ぶりと表現するのも変な話なのだが。更新可能期間が誕生日前後の2ヶ月間になり、通知ハガキが来るようになったのは前回の時点ですでにそうだったのだが、そのほかに何が変わったのだろうか?
そういえば、暗証番号を2つ設定し、免許証内蔵のICチップに記録するようになったのも前回からだった。
ところで、運転免許試験場というのは、たいていは足の悪い場所にあるようだ。ブログ主は、運転免許を取得してから千葉県船橋市、東京都調布市、東京都杉並区、神奈川県横浜市と4箇所に居住しているが、このうち更新を行ったのは実は2箇所だけなのだ。
東京都調布市では、あの30メーター道路にある府中試験場。中央線からも、京王線からも遠い、真ん中ぐらいにある。クルマで行きたいが、クルマは混む。しかたないのでバスを使うが、いたって不便だ。
横浜市では、市内の二俣川試験場(旭区)。市内とは言え、横浜市は広い。ブログ主の場所からは、東急田園都市線、小田急江ノ島線、相鉄本線を使って辿り着く。距離はさほどではないが、電車の接続が悪いとすごく時間がかかる。駅からは10〜15分ほどの距離。
クルマで来るなと言いながら、公共交通機関での足が悪いとはどういうことかと思うが、試験場というもの自体、そういう場所に置かざるを得ないのだろう。いい運動になると思い、電車を乗り継ぎ、てくてく歩いた。
空いている午前に行こうと決めているのだが、土曜日の深酒がたたってか、たいていは間に合わない。なぜに、試験場は土曜日は休みなのか?平日に動けない勤め人は、日曜に集中するではないか。土曜なら、まだ体がまともに動いているのに。
なので今回は日曜の午後に行った。午後の受付は13時から16時。13時に間に合うように行けばいいだろうと思ってノンビリしていたら、電車の接続がよくあっという間に着いた。得てしてこういうものだ。
15分くらい早く着いたので、しばらく待つのかな?と思っていたが違っていた。すでに受け付けを開始している!ブログ主は、時間についてはもっと厳格なものかと思っていたが、けっこう緩やかなようだ。人が待っていたらさっさとやってしまう、そういう姿勢だろうか?
これは一刻も早く並ばなければ!と思っていたら、最近の試験場では、おじさんたちがすごい親切なのだ。テキパキ案内してくれる。手続きの順番をまとめてこう。今はこうなっているのだ(単なる更新の場合)。
- 免許証を提示し、更新申請書をもらう(並ぶ)
- 更新申請書に必要事項(氏名等)を記入
- 適性検査(視力ね)を受ける
- 暗証番号を専用端末で設定する(バーコードと暗証番号の印字された紙をもらう)
- 申請手数料を払って印紙をもらう(ハガキが必要、3,100円)
- ここで初めて申請する(申請書、免許証、ハガキ)
- 写真を撮影する(相変わらず凶悪な人相に写るのはなぜか)
- 優良運転者講習を受ける
- 免許証を受け取って終了
こうして見ると、5年前から変わっていないように見えるな。だが、申請から写真撮影終了までは、30分くらいだった。何だかすごく短縮されたような気がするのはブログ主だけかな?
講習までは20分。風通しのよい講習室で日本茶を片手に本でも読みながらまったり。妙に人当たりのよい教官。なんだか全体的に雰囲気が変わってきているなぁ、とそれが今日のブログのテーマの変わっていることなのか?
講習は、主にビデオ鑑賞なのだが、ビデオも車載カメラを使ってのものとか高度化している。自転車に乗っていて撥ねられた女子学生などが心配になるが、あれはスタントなのだろうか?といらん気を利かせてしまう。
後半の講義に入ってすぐ、免許証が準備できたので講習は打ち切りますという話。え?講習って全部受けなければならないんじゃないの?という疑問は、免許証受け取り説明とする免許課の担当官と脇にいるオバサンのオーバーなアクションでかき消された。そのオバサンは受領証を受け取るだけの存在のようだが、何気に主張が激しく若干辟易するものがある。なぜに腕を大振りにしてジャンプする必要があるのか?まぁいいのだが、いいのだが…。
で、相変わらず写りの悪い免許証の写真にげんなりしつつ、帰路につく。1時間半くらいだろうか?何かと延々待たされた以前に比べるとずいぶんと時短になったものだ。
次は(事故や違反がなければ)5年後。そのときは、どのように変わっているのだろうか?