辛いもの探検隊、番外編。今回は、「痺れ会」におじゃまさせていただいた。痺れ会とは?その名のとおり、痺れる会である。何に痺れるの?ニョロニョロ?ラムちゃん?違うっちゃ、四川料理にだっちゃよ。
ということで、東京虎ノ門の天然居で堪能。久しぶりにお会いする著者のお二方と。話のネタには尽きない面々なので、大いに盛り上がりましたぞ。
安くてうまい!というのが決定打で、Kさんオススメのこのお店に決定。Tさんの手配で予約、集合となったのだが、方向音痴のブログ主はやはり遅れてしまった。申し訳ありませんでした。m(_ _)m
ここの売りは、食べ放題2,000円弱、飲み放題1,500円、計3,500円弱で食べて飲みまくれるというところだ。ただし2時間の時間制限付きだが、はっきり言って十分だ。それ以上は、消化器官が不安である。
さて、飲み放題となればブログ主的には「生ビール」で、全員一致で生ビールとなった(もちろん、50種のお酒の中から選べる。紹興酒もアリ)。そして料理。食べ放題メニューは別になっていて、30品から好きなものを何回でも注文できる。
この、何回でも注文できる、というのがうれしい。ちなみに、痺れ会の面々が注文したものには下線を引かせてもらった。赤字の料理が、Hotすなわち辛いもの。これを見ると、基本的に辛いものしか頼んでいないような…。
前菜は、ザーサイに棒々鶏。このへんは基本だろう。前菜とはいえ、量はたっぷりだ。ザーサイは細切りにして、同じく細切りにしたキュウリと和えてある。棒々鶏の下敷きになっているのはレタスだ。この野菜の高い折に、ありがたいことだ。
やっぱり、四川料理といえば四川風麻婆豆腐をいただきたい。この店の麻婆豆腐は、ほとんど石焼き風だ。真っ赤な溶岩が煮立っているように見える。
口に含めば、花椒の香りが口一杯に拡がる。このためだけに、四川風麻婆豆腐を食するのだと言っても過言ではない。しかも、飲み込めば食道内がカッと熱くなり、だんだんとそれが下に落ちていくのがわかるのだ。大丈夫か、ブログ主の粘膜!
これだけ食べていたいが、そうもいかないのだ。ほかにも食べるものがたくさんあるからなのだ。
炒め物はどうかということで、先日記事にしたサンラーモヤシ炒めに、カシューナッツ海老炒めだ。この海老炒めは、海老そのものに仕事がしてあるのか、極めて美味しい。カシューナッツというか、個人的には豆類が炒め物などに入っているのはあまり好みではないのだが、ここのカシューナッツは相当にいい味を出している。
最大のお目当ては、やはりこれだろうか?麻辣鶏肉(辣子鳥かもしれない。違ったらご指摘、Mさんよろしく)。たっぷりの鶏肉、じゃなかった唐辛子といっしょに鶏肉を揚げてある。しかも、花椒がたっぷりと効かせてあり、粒まで入っている。
Kさん曰く、このツブツブを囓って、痺れるのがたまらんのだそうだ。う〜む、まさしく同感だ。しかしこの料理、鶏肉を平らげると、回収されてリサイクルされる(らしい)ので、急いで食べないと、おねぇさんに持って行かれてしまう。
替わりに、何回もお代わりするのだ。やっぱり食べ放題、最高(偏っているけど…)。
痺れ会、堪能した。今度は、Kさん紹介の五反田のお店に行って、水がソーダ水になるほどの痺れを体験してみるよ。
ちなみに食器はプラスティック。だがそんなこと、気にしない、気にしない。たっぷり食べて、たっぷり飲んで、たっぷり痺れて、満足できること請け合いだ。