ブログ主の家では受験生を抱えているため、今年の冬のインフルエンザ予防接種はマストになった。何しろ、予防接種をしないと家に入れてもらえないので、死活問題だ。
ということで予防接種を受けることにした。いつもは自宅の近くの内科医で受けるのだが、今年は勤務先の保険組合(出版健保)で受けることにした。加入者の費用負担がゼロなので、ありがたい。
日を選ぶと、その日の都合のよい時間に来て下さい、ということになる。では、午後から用事があるから、朝一番で直行することにしよう!と思ったら、皆同じことを考えるのか、大混雑であった。
何しろ、次から次へと人が組合のビルに入り、エレベータに吸い込まれていくのだ。2基あるエレベータがフル稼働だ。途中の診療フロアから人が乗りたいと思っても満員で乗れないのだ。いやはや、済まないことをした。
何しろこっちは、健康でないと受けれない注射を打ってもらいに行くのだ。
予防接種を受けるのは、ビルのてっぺん。しかも、イベント用らしく、結婚式場のような観音開きの大きな扉に、壁面は意味不明の装飾。「インフルエンザ予防接種会場」という案内。会場には違いない。う〜む、何だかこのまま入ってしまっていいのか?と躊躇するノリだが、人の流れに押し流されて入ってしまった。
保険証を提示。体温計と、問診票を渡されるので、体温を測りながら記入。体温はバッチリ36.5℃。作為的と思われるかも知れないが、しようがない。過去に問題があったこともないので、質問はすべて「いいえ」だ。
ひとつだけ。本日の接種を希望しますか?には「はい」だ。
体温計を返すと、医師が6人ずらっと並んだ場所に並ぶことになる。意外とスピーディに回る。女医さんに、アルコールに反応があるかなどを聞かれた後に腕を出せと言われて、ぐいと出すと、違う!二の腕!と言われてシャツを何とかめくると、ぐさっとくる。
インフルエンザの注射は、なぜか痛い。
あとはコットンで5分ばかし押さえていれば終了だ。会場の脇の廊下にはずらっと椅子が並び、皆で腕を押さえている。腕を押さえているから、スマホが使いにくいので、誰もスマホを使っていない。これだけの人間がいながら、ほとんどスマホを使っている人がいないというのは、ある意味奇跡だ。
窓の外には、建設中の明治大学の建物が見える。そうか、この廊下はこっちにむいているのだななどということをぼんやり考えているうちに、5分くらい経った。コットンをバイオハザード入れに投入し、帰路についた。
入ってから出るまで、約15分というところ。重なるが、意外とスピーディだ。こんなペースで、いったいトータルで何人の人が接種を受けるのか、気になった。今年はワクチンの不足とか、そういうことはないのかな?と少し気になった。
さて、あとは安静に、ということなのだがそうも言っていられない。午後はヘビーな会議を昼食抜きでこなし、編集作業を夜にこなして帰宅は10時過ぎだ。トホホ。
人によっては注射跡が腫れるらしいし、熱が出ることもあるらしい。ブログ主には今までそういったことはないが、最近どうも疲れているようなので要注意だ。ということで、今夜は早めに休むことにする。Gute Nacht!