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ブリッジ、それは歯に架ける橋。

今日はブリッジの話。ブリッジ、それは橋。「明日に架ける橋」、あれは名曲だなぁ、ポール。こっちは橋は橋でも、歯に架ける橋。Bridge Over the Troubled Toothか。

飛び飛びで投稿してきた歯の治療記も、最終的にはブリッジを装着してひとまず収束したので、そのご報告のようなもの。

これは割れた歯ね。

ことの経緯。そもそも虫歯になるのが悪いので、その後のトラブルは自業自得と言える。それにしても、グラノーラを食べていて歯が割れるとは思わなかったよ…。いろいろ負担をかけていたのが、とどめを刺されたという感じなんだろうな。

割れてしまった歯を抜くのは仕方ない。歯茎も変色していてヤバかったしね。でも問題はそのあと。上のリンク先の投稿から見れるけど、入れ歯、ブリッジ、インプラントと3つの選択肢があった。最終的には、ブリッジを選択したのだけど…。

ブログ主は、ブリッジ初体験だったのだ。両脇の健康な歯を削るというのがどうにも受け入れがたく、今まで抜いた歯もそのままにしてきてしまった。しかし今回は前歯。見た目も問題だし、何しろしゃべりにくいのだ。

インプラントも検討した。しかし、上あごの骨がどうも薄いらしい。ン万円かけて精密検査を行い、ン十万をかけて高度な埋め込み手術を行い、さらにン十万をかけて上物をはめるか…。という判断に迫られた。

最終的には、中に何かするということより、外で解決するのを選んだのである。まぁ費用の点もあるよね…。自由診療のインプラントは、歯科医によって施術料がだいぶ違うが、安ければいいというものでもない気がする。けど上を見ればキリもないし、正直よくわからない。

結局、通いの実績のある歯科医でやるのが一番、ということになるのかなぁ。

けどブリッジだって安くないのだ。差し歯のときと同じセラミック素材だと、すごく高い。もちろん、保険の範囲でやる方法もあるけれど、見た目や強度の点でどうしても不安がある。水がしみやすく、継ぎ目から虫歯になりやすいとか…。

選択の自由があるということが、これほど苦しいものだとは思わなかったよ。人間、適度に制約があった方が、動きやすいのだよ。まぁ、費用やリスクが、今回の制約になるんだけどね。

けど、できあがったブリッジの出来には満足だ。見た目、まったく作り物とはわからない。型を取るだけではなく、写真も撮っておき、歯科技工士の方が丹念に手作りするそうだ。歯科医の先生も褒めていたが、まだ若い女性だそうで、最近は仕事が集中しているとか。いいことだ。

今回、神経を残してのブリッジとなったので、強度も大きく損なわれることはなかったそうで、何よりだ。でも、調子に乗って焼きスルメとかジャイアントコーンなどを食べていると、今度は根元から折れてしまいそうだ。

天然の歯ではないんだぞ、ということを文字どおり噛みしめながら、余生を送る必要がありそうだ。何より、こうしてきちんと処置されてQoLがほとんどキープされることには、感謝しなければならないね。

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