近くの食料品店で買い物。鮮魚コーナーで、「かちり」なるものを見かけた。見ると、どこから見ても「ちりめんじゃこ」。これを油でカラッと揚げてあげると、そのまま食べても、ほかほかご飯にふりかけても、サラダなどにトッピングしても、いずれも美味しいのだ。
それにしても、「かちり」とはなんだろう?
調べてみた。今は、なんでもすぐに調べられる便利な世の中。とすると、ちりめんじゃこの成長度の違いで、名前が微妙に変わることがわかった。
- ちか(上干)
小サイズ。甘みが強い。 - かちり
中サイズ。甘みが濃い。 - かえり
大サイズ。苦味が出てくる。
上から下にいくほど大きくなる。
「かちり」が美味しいなと思ったのは、甘みたっぷりで、苦味も薄いせいだとわかった。成長するにつれ骨も育ってくるので、カルシウム補給には「かちり」「かえり」がよいようだ。
この情報は、こちらのサイトで見た。高知地方の呼び名らしい。なので、関東在住のブログ主にはピンとこなかったわけだ。
「ちか」「かちり」「かえり」の違いについて 【創業八十余年の販売実績 高知の海産物専門店 中田遊亀商店】
それにしても、こんな小さな魚にも呼び名が違うなんてね。つくずく魚食いの国だと思った。