こんばんは、エンジニャー的編集者こと、なおさんです。世間ではお盆休みなんですね、朝晩の電車が空いていて、しかも乗客の層が変わっていたり、ランチにビールを飲んでいるおじさんを多数見かけたり。私と言えばお盆返上で仕事ですが、世間が働き出したら遅い夏休みにしようかと、今からワクワクしております。
さて、今日も急な雨が降ったりする中、朝から晩まで隙間なく仕事に勤しんできましたが、今週は珍しく、自分の立てた設計図、日程表どおりにことが運んだという珍しい一週間でした。
会議やMTGはいつもより多かったし、並行して5冊の本の編集・校正作業を並行させていたのに、なぜ比較的スムースだったのか。
それは、社内でも部分的に夏休みを取っている人がいて、人数が減っていて社内に流通するメールが減ったとか、外部からのメール、特にニュースメールの類が来なくなってそれを読まずに済んだとか、やはり世間も夏休みで私にメールを送ってくる人も少ないから、その分、目の前の作業に集中できたのでしょう。
こうしてみると、1日のうち、メールに割いている時間というのは意外とバカにならんなぁと思う次第。来たメールにとりあえず目を通して、必要ならば返信を書き、必要ならば関係者に転送、同報したり。なんてことない操作のようですが、けっこう時間を持って行かれているというのが実際のようです。
仕事ができる人のメール術に、メールは朝の1時間に決めている!というのを聞いたことがあります。メールに使う時間を決めておき、残りの時間は人と会ったり、情報収集したり、自分の作業に没頭したりと、メリハリをつけるというわけです。
この人はそういう人なんだ、と理解してもらえれば、メールの返事が翌日になっても気にならないでしょうし、すぐに返事が欲しければ夜中にメールを送っておくとか、対応も考えたもらえますね。どうしても急ぎの場合には、それこそ電話でもなんでもすればいいんです。
私の場合、周囲にそんな悠長なことを許してもらえないので、恐らく無理ですが、ポリシーとして決めておくのは悪くなさそうです。なにしろ、1時間後のことをメールで連絡してくる御仁もいらっしゃるのですからね…。その日休んでいたり、外出していたりしたらどうするの?という感じです。
いつでも連絡できる簡便さが、逆に仕事上の工夫や段取り力を落として、全体の効率を下げているとなれば本末転倒です。便利な道具だけに、有効な使い方を常に模索し続けたいものです。