辛いもの探検隊隊員デザイニャーNです。
約1年ぶり位の探検となりますね。
今回のお店の怪しい、もといノスタルジックで独特の雰囲気は、なおさん隊長のレポが全てを物語っています。
(よくあんな短時間であそこまでリサーチできるものだと…カミヤマ愛を感じます。)
実際店に入ると給仕されている奥様の明るく気さくな人柄とも相まって妙に居心地が良いです。
事前調査によりますとこちらのお店、「カレー」の味自体はいわゆる家庭風、ただ「とにかく盛りが良い」のが特長との事。
辛いもの大好きと同時に大食い属性もある私ですので、期待が高まるのであります。ただ「カレーは家庭風」との事なので、メニュー中で一番辛そうな「四川カレー」をオーダー。
カレー自体は奥の厨房でご主人がルウを調理され、それが出来上がるタイミングでカウンター内の奥様がゴハンをよそう分業体制です。
さてカレーが出来上がりかけ、奥様がゴハンをよそってくれましたが、「盛りが良い」との情報の割にはそんなに大盛りでもないような…それでも普通のお店の1.5倍程度でしょうか。たぶん私の体型(やせ型)を見て小食だと見立てられたのかもしれません。まあ、まだルーもどれだけの量で出てくるのかわからないので、とりあえずそれで頂く事に。
一方主役のカレールウ。
これは確かに量が多い!普通のお店の2倍強はあるでしょうか。見た目満足満足。
わかりずらいかもですが表面に浮いてる赤いソースが「四川」の由来か。その正体は!…まあ大体想像通りで「ほのかに豆板醤風味」。
赤くない所のプレーンなカレールウは「…甘い!」。
確かに家庭的、しかも子供向け並の甘いカレーです。この両者を混ぜ合わせるとその豆板醤独特の風味や酸味等はほとんど気にならなくなり、それでいて辛さは残るので、これでやっと大人向けなカレーになります。それでも「ピリ辛」程度ですが(笑
具自体は「豚肉、玉ねぎ、ジャガイモ」等が少量入っております。アクセントとして煮トマトが1/4カット程入っていますね。
さてカレーは飲み物ですし、味も悪くなく、程良くピリ辛ですので、ぐびぐびスプーンが進みます。案の定ゴハンが先に無くなります。(ルウはまだ半分位残っている)
最初にゴハンの盛りが少なかった時からお代わりするつもりでおりました。
なのでお代わりを頼むと…
奥様「どれ位にします?」
私「最初の半分位で」
奥様「じゃあ50円分位の少なめにしますね。普通はお代わり100円なんだけど」
私「(えっ!お代わり有料?盛りの良さがウリの店でもあるのに?と驚きつつ)
じゃあ、それでお願い致します。ショボーン)」
という事で「四川カレー¥880+お代わり小ライス¥50=計¥930」となりました。
流石に満腹にはなりましたが心の満足度は微妙(笑
よく考えるとメニュー大半の価格は約1000円前後、これなら盛りが良いのは当たり前というか、決してCPが良い訳じゃないって事に改めて気付いた次第(苦笑
まあCPが全てではないですけれどこういった趣のお店(ちょっとくたびれた、街の庶民的な洋食屋さん)でこの価格設定は強気な感じがします。
決してサイフに優しくはないので…他にお客さんがいなかったのかな?たまたまかな?
なおさん隊長同様、店の今後が心配になります。
最後に。なおさん隊長のドライカレーを少し頂いたのですが…こっちのが四川カレーよりちょっと辛く、味も数倍美味しかったっす!!!
この日の隊長の投稿はこちら:築地「キッチンカミヤマ」のドライカレーはボリュームたっぷりで辛さも侮れない!