やんごとなき事情で始まった、キャッシュアウト削減計画。コンセプトは、「それ、本当に必要?」を改めて見つめて、必要性が低いなら思い切って辞めてしまおう、というものです。断捨離、ミニマムライフといったものの仲間ですね。何が何でも辞めちゃうんだというワケではないので、誤解のなきように。必要なもの、特に自分への投資は怠らないようにしましょう。
某高級クレジットカードを退会し、今度はケーブルテレビ(とNHK衛星契約)を辞めてしまおうというわけです。もともと、ケーブルテレビはマンションで加入していますが、地上波のみ。有料番組は別途申込が必要で、それには何とNHK衛星契約も付いてくるのです。
子どもたちが小さいころ、アニメやディスカバリーチャネル、ナショジオなどを見せてやりたくて加入しましたが、今は誰も見る人もいず、オヤジが土曜の朝にメジャーリーグのライブ中継をNHK BS第一で見るくらいでした。
じゃ、いっそ辞めてしまおうというわけです。
マンションで加入している分。これは、管理費の一部として徴収されています。なので、どうしようもない部分。我がマンションのある地域は難視聴地域なので地上波はよく見えず、ケーブルテレビのお世話になるのがデフォなのです。なので、これは外せません。
ケーブルテレビ会社は一地域一社なので、我が地では東急系列のイッツコム。インターネットサービスも提供しているので、一緒に契約して割引を受けることが多いです。我が家もその口。もともとインターネットサービスには加入していたので、そこにケーブルテレビの有料番組を載せたという感じで、それにさらにNHK衛星契約がくっついてきたという状況。
有料番組も、視れる番組によってランクが4つあり、我が家は下から2番目で42チャンネル視れるもの。これに、Blu-ray Discレコーダを兼ねたSTB(Set Top Box)がレンタルで付いて月額6,000円。
で、NHK衛星契約が、地上波のみの契約に比べてほぼ倍、2ヶ月で4,160円(税込み)、月あたり2,080円。ただしこれはケーブルテレビ経由で払ってもらうと団体一括支払い割引が適用されている額なので、自分で払えば地上波契約で月1,260円。差額は820円。
年間にすると、72,000円+9,840円=81,840円ですな。う~ん、これって結構大きくないですか?
ところで、ケーブルテレビの有料部分を外そうとすると、案の定、説得されます。しかも、中途半端な時期に解約すると、違約金が9,500円くらいかかりますよ~とか脅してきます。ま、それはそれでいいんですけど、ここで意外な提案をされました。
一時休止はいかがですか~。1年間、一時休止に移行すると、その間の費用はかかりませんし、STBを返す必要もありません。1年後、やっぱりということであればそのまま解約してもいいし、復活させてもいいんですよ~。
んじゃ、とりあえずそれにしておこうかな?復活する可能性はほとんどないけど…。
あと、有料部分が休みになると、NHKの契約変更が必要だということで、これはNHKに直接言ってくれと言うことになります。団体一括支払いから外れるので、料金の払い方を決めろという文書が来るので、そこに契約変更についての案内があります。
ネットなどで調べると、NHKの解約や契約変更のハードルはすごい高いという噂が。放送法を盾に取り、あの手この手で解約や契約変更を阻止しようとしてくるらしいのです。私は、恐れつつ電話しましたら、あっけなく「わかりました。では、書面を送りますので、必要事項を記入して返送して下さい.」で終わる始末。
やっぱ、いろいろ強引なのが問題になったので、少しは考えるようになったんですかね?確かに、BSチューナ内蔵のTVですけど、アンテナがないし、事実上視れないんだから仕方ないですよね。さすがに、これをごり押しするってことはできないんですかね。
ということで、NHKの受信料は地上波のみ払うことにします、まぁ朝晩土日と視ているし、仕方ない。でも衛星の契約は外れ、身軽になりました。さらばBS!BSフジなんかは視る価値がありそうでしたけど、そのためにケーブルテレビの契約を継続するのもなぁ…。
ケーブルテレビの有料部分がなくなり、NHK衛星契約もなくなり、スッキリです。年間8万ほどのキャッシュアウト削減ですが、バカになりませんぞ。