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Microsoft Wordの「コンプレックス スクリプト」とは?

Microsoft Wordで編集作業中、文字のスタイルを変えようとしたら、「フォント」ダイアログボックスが妙な感じになっているのに気付きました。

「コンプレックス スクリプト」とは何でしょう?

これはどうやら、アラビア語など、読み書きの方向が逆である言語がインストールされていると、設定項目に現れるようです。無視すれば良いので放っておいてもよいのですが、気持ち悪いのでこの項目が出ないようにしてみました。

Windows 7 & Microsoft Office 2013での話です。すべてのOfficeアプリケーションを終了しておきます。

[スタート]→[すべてのプログラム]→[Microsoft Office 2013]→[Office 2013ツール]→[Office 2013言語設定]を選択します(長い!)。

「言語設定」のウインドウが現れますが、確かに「アラビア語」などの項目が見えます。キーボードレイアウトは「無効」で、「インストールされていない」と表示されていますが、「フォント」ダイアログボックスに影響は出るようですね。

不要な言語を選んで、右の「削除」ボタンを押します。すべて削除してスッキリしました。

これでWordを起動すると、「フォント」ダイアログボックスからは、「コンプレックス スクリプト」の項目が消えています。

そもそもなぜ、このようなことになっているのか? 記憶を遡りますと、こういう文書に出会ったからのようです。他言語版のWordで書かれた文書ファイルを受け取ると、こう言うことになっていることがあります。

ここで、血迷って言語パッケージをインストールしようとしてしまったのですね。インストール自体は、未遂に終わったようですが。

ついでに、文書のどこに中国語やアラビア語が含まれているのだろう?と調べるには、「検索」ダイアログボックスで、検索語のところに「言語」を指定します。

余談ながら、検索してみても、実際には引っ掛かりませんでした。このへんの動きがどうもよくわからないです。

ということで、Microsoft Officeの「コンプレックス スクリプト」の話でした。

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