こんばんは、築地で働く編集者こと、なおさんです。最近、何かとお騒がせの築地（東京都中央区）ですが、実は築地の中心ってどこなんだろうか？という、しょうもないことを考えてしまいました。
築地といえば、
- 築地市場
- 築地本願寺
といったところが真っ先に思い浮かぶところです。「築地」というのは実際の町名にもなっているので、「築地1-1-1」のようなところはどこなのかと調べましたら、何と「中央区役所」の所在地なんです（写真）。
何とも威風堂々たる建物じゃありませんか！下手に現代風になっておらず、下町によく溶け込みます。
それでは、築地の中心は中央区役所、ということになるんですね？ しかし、中央区役所が、日本橋でも京橋でも銀座でもなく築地に位置するというのはちょっと意外でした。ちなみに、築地警察署は中央区役所の並びにあります。中央区役所の裏には京橋図書館があるという、地名的に錯綜しそうなのがこのエリアです。築地警察署とは別に、中央警察署というのがお隣のお隣の「中央区茅場町」にあります。
他に築地にあるものといえば、
- 国立がんセンター
- 東京国税局
- 朝日新聞東京本社
- 東京メトロ日比谷線築地駅・新富町駅
- 都営地下鉄大江戸線築地市場駅
- 首都高速新富町出口
などですね。新富町駅はお隣の「中央区新富」と「中央区築地」の両方に出入り口がありますが、駅自体の住所は「築地1丁目」だそうです。首都高速の新富町出口は「築地2丁目」だそうです。ボーダーにあるものって、面白いですね。
中心という話をしましたが、「築地1-1-1」は実は築地では外れの方で（道路を隔てて「中央区新富」「中央区銀座」）、地形上の中心といえば、やはり「築地本願寺」（築地3-15）です。
こちらも、日本の寺院とは思えぬたたずまいです。夜間はライトアップされて幻想的な雰囲気になります。築地は食べ物だけでなくいろいろと面白い町ですので、ぜひとも訪れてみることをお奨めします。