山梨県北都留郡小菅村の道の駅、道の駅こすげ。まぁ自治体の名前そのままという感じですが、この小菅村、けっこうすごいところにあります。一言でいうと山梨県の北部ですが、アクセスは青梅街道(国道411号)を使う方が便利。大月(国道20号・中央自動車道)などの山梨県の中央部に出る方がたいへんです。
なので、文化的にはあまり山梨県っぽくないです。奥多摩のイメージの方が強いかも。国道411号を奥多摩湖の端っこあたりで南下して国道139号に入り、整備された道をしばらく走ると到着します。
「ふれあい館」の前では巨大なヤマメが迎えてくれます。
ここは、いつ行っても混んでいる感じです。それもそのはず、「小菅の湯」という温泉があるからなのですね。大月駅から路線バスもめぐっている名所のようです。
道の駅といえば、地元の新鮮な野菜などを扱う物産店。ここでは「物産館」という名前です。脇のうさぎさんがラブリー。Wi-Fiも使えるようです。
ここでぜひ求めたいものは、やはり新鮮な野菜類。6月に訪れたときには、サラダセットというバラエティ溢れる野菜の詰め合わせが100円でした。食べでありましたね。あとは、何といってもキノコ類です。特に、このヒマラヤヒラタケは絶品です。
どうやって食べても美味しいでしょうが、我が家では酒蒸しにしました。これがまたうまい!
9月に訪れたときには、エノキダケとのセットになっていました。ちょっと残念。でもエノキダケも新鮮でシャキシャキしていてスーパーものよりはるかに美味しいですよ。
ここで食事するなら、「源流レストラン」。多摩川の源流に位置する小菅村らしく、レストランの名前もそのものズバリです。ちょっとオシャレ感じで、食べられるものもパスタやピッツァとオシャレです。
季節によってメニューは変わりますのでご注意。9月では、まだ夏っぽいメニューでした。
地元の新鮮なキノコや野菜を使ったパスタ、ピッツァはすごい美味です。特にピッツァは石窯で薪を使って焼かれていてドゥはこんがり、チーズはとろりと、タイミングによっては入店をけっこう待つのですが、待つ甲斐があります。
ランチタイムでは、プラス300円で、ドリンクとサラダがフリーになります。サラダも新鮮で美味しいのですが、オリジナルのドレッシング(今回はカボチャドレッシング)がまた美味でした。ピッツァは小菅なすのピッツァ、パスタはキノコを使ったペペロンチーノです。結構、ボリュームありますよ。
ウエイターさんは男性で、厨房には女性と、地元の若い人なんだろうなと思いますが、はきはき働いていて気持ちよいお店ですね。
あとは、うどんなどを食べれるスナック店が出ていたり、ヤマメの塩焼きを出してくれるコーナーもあります。
山道を気持ちよくドライブして到着するところに美味あり。そんな感じの道の駅でした。
道の駅:こすげ(http://kosuge-eki.jp/)
訪問時期:6月・9月
偏見による評価:★★★★☆