駿河国一の宮、静岡県富士宮市に鎮座する富士山本宮浅間大社に参拝してきました。全国にある1,300余の浅間神社の総本社です。御神体は、北にそびえる富士山です。
世界文化遺産ですし、何しろ富士山ですから、箱根神社や日光二荒山神社に匹敵する賑わい(いわゆるインバウンドの方々やお年を召した方の集団など)かと思いましたら、意外と素朴で落ち着いた神社でした。大鳥居前の駐車場の係のオバサンのマメさ(せっかちさ)は特筆ものです。
あいにく天候はいまいちでしたが、朱塗りの鳥居や拝殿が映えて見事です。御祭神は木花之佐久夜毘売命です。市内あちこちに、ゆるキャラ化された女神さまを見ることができます。
もう、富士山も山開きしていますからね。ちなみにここは本宮ですが、奥宮が富士山頂にあります。私は高校生時代に参拝しましたが、今となっては体力的なこと、そしてあの混雑ぶりから、訪れることは無理でしょう。
この参道は桜の並木です。聞けば、境内には500本の桜の木があるとのこと。桜の季節は、さぞ素晴らしいことでしょう。参道を進むと、石鳥居に到達します。
楼門。静岡県指定文化財です。手前にあるのは、鉾立石というそうです。謂われは、書いてあるとおり(よくわからなかった)。
拝殿。これも静岡県指定文化財。ちょうど巫女さんの姿が!いいですね、こういうの。
ここには、特別天然記念物の湧玉池もあります。澄んだ水の冷たさは特筆ものです。そちらもいずれ。