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久しぶりの「新治市民の森」雑感(平成30年9月)

天気がよく気持ちのよい連休終日。最近クルマで遠出ばっかりでしたので、久しぶりに里山を歩こうかということで、横浜市緑区の新治市民の森にほぼ2年ぶりに行ってきました。基本的にはあまり変わっておらずホッとしましたが、レジャー施設化が進んでいるようで、里山の風景を楽しみたいだけの自分には、足が遠ざかる要因が増えているなぁ、という感じでしたね。

田んぼの作付けは今年は半分ほどということでしたが、見事な稲穂が実っています。

私たちは、いつもお決まりのコース。「見晴らし広場」脇の駐車場にクルマを放り込み、そこから「いけぶち広場」方面に進み、「鎌立谷戸」を経て「新治小学校」方面に進み、一般道に出たら「新治里山公園」方面に入って、「旭谷戸」を経て「田んぼ」から帰ってくるコースです。途中、「にいはる里山交流センター」や「旧奥津邸」で休憩しながら、まるまる一万歩くらいにはなります。途中、「常見谷戸」の方に寄り道したりしますけど。

まだツクツクホウシやアブラゼミが鳴いていたり、夏の終わりを感じながらたらたらと歩くのは、里山ならではというものです。過ごしやすいように整備を続けて下さっている愛護会の方々に感謝です。

「にいはる里山交流センター」のガイドの方とは、結構長い間お話ししました。ガイドでいらっしゃるので、おすすめの場所とかコースとか、いろいろ説明していただけます。この地に40年ほど住まわれている(私は30年)とかで、この地のさまざまな変遷とか、おすすめの市民の森とかを熱心に紹介していただけました。

ところで、住民税とともに徴収されている横浜みどり税は、さまざまなパンフレット類に姿を変えているようですよ。以前と違ってのあまりの充実ぶりにビックリしました。何しろ、市民の森ごとにパンフレットがあるんです。情報源は横浜市のHPしかなかったので、すごい前進ですが、こういうのって必要なの?ともちょっと思いますね。それよりも啓蒙や維持にお金を使って欲しいなぁ、とか考えたり。まぁ、税金を徴収する限りは、市民の目に見える形での活動成果が必要なので、これはそのひとつの形なのだろうと理解はしています。

「にいはる里山交流センター」の脇はちょっとした広場になっていて、テーブルや椅子もあるのでピクニック気分でお弁当を食べたりしてくつろげます。それはいいのですが、脇に小川が流れているので、そこが絶好の採集スペース。網と水槽とバケツ完備の家族連れが親子三代でガバガバやっているのを見ると目も当てられません。「動植物の採集は禁止です」という掲示もあるのですから、こういうのをきちっと指導して欲しいなぁ、と思います。

じゃあ、お前がやれ! はい、私は、過去にこの手の人とやり合ってひどい目に遭ったので、二度と直接口は出さないと決めました。それまで温厚だった大人が、好きなおもちゃを取り上げられた子どものように逆上して、夜叉のような表情に変わっていくのは、見ていて怖いモノがありますぜ。

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