東京都杉並区の公園で、蝉を食用に採取するなという警告を見て…。
個人的には、蝉は好きな昆虫なのですよね。
夏の訪れと終わりを告げてくれる、こんな昆虫は他にありません。
走りのニイニイゼミ、夏真っ盛りではミンミンゼミ、アブラゼミ、クマゼミ。
夜になるとヒグラシなんかも鳴いていることもありますね。
8月も後半になれば、ツクツクホウシが出てきます。
あ〜これで夏も終わりかな、とちょっと悲しくなります。
こんな蝉たちを食用にするのか、と思いましたが、実は蝉は栄養価が高いらしいですね。
というか、昆虫全般、栄養価が高いとか。
そういえば、亡くなった祖父も、蝉をフライパンで煎って、バリバリ食っていた、と言っておりました。
せっかくの夏の風物詩、食べるのはやめて!という人と、
うるさいし、死んだ蝉が道端に落ちていると気持ち悪いので、どんどん食べて!という人に分かれるようです。
確かに、早朝のウォーキングに出ようとしていきなり蝉が落ちていたりしたら、げんなりするかも知れません。
しかし私は、落ちていた蝉が生きていたら木に留まらせたり、せめて土の上に置いたりしています。
端から見ると変な行動でしょうね。
でもまぁ、中途半端な田舎に生きていますので、できるだけ自然なものは自然に、と思うのです。
全国レベルで見たら蝉なんかいくらでもいると思うのですが、身のまわりの自然という視点で見たら、やっぱりこういうのを大事にしていかないとな、と思うわけであります。