「ネットワークコンピュータが遅い」と書いてきたが、要するに「ネットワークにつながったコンピュータが遅い」なのである。
いろいろ調査した結果、レジストリをいじれだの、IEのロールアップをインストールしろだの書いてある。
レジストリをいじったことについては、(2)で報告したので、IEのロールアップとやらを試してみる。
だが、これはインストールできないのだ。
レッツには、すでにその番号よりあとのロールアップが適用されているので、その間のものは挿入できない。
では、新しいロールアップをアンインストールし、入れたらどうか?
ロールアップのアンインストールを実行すると、それよりあとにインストールされたアプリケーションに悪影響を与えると出る。
これでは怖くてアンインストールできない。
考えあぐねて、結局Windows XPのSP2を入れてしまうことにする。
職場の窓際PCに入れてみたのは、古い記事で書いたとおりだ。
これを、仕事に遊びに使っているレッツに入れてしまおうというのである。
仕事に支障が出ては困るので、金曜日の晩に決行する。
何かあったら、土日に復旧すればいい。
入れてみた。
今のところ、なんの問題もないな。
職場では、Excelのファイルが開けなくなったの、あーだのこーだのという声が聞こえるが、問題はないらしい。
すでに入っている、Norton AntiVirusなどの連携もできているようだ。
SP2導入の目的である、ネットワーク接続の際のだるさはどうか。
レスポンスがよい。
明らかに改善されている。
階層が深いとどうしても待たされることはあるが、これは仕方ないだろう。
何より、ローカルのファイルシステムを更新しても、何十秒も待たされることはないのは朗報である。
少なくともこの件については、SP2導入はよかったと言わざるを得ないだろう。
でも、この先何が起きるかは、わからないし、よくなったのも思いこみということもある。
便りのないのはよい知らせ、ということにしたいと思う。