古いオリンパスのデジカメに付属していた充電器と乾電池の性能が、新しいキヤノンのデジカメに合わないので、購入を思い立つ。
ヤマダ電機のポイントもあるし、そんなもんでいっちょ買ってみっぺか、という東北人的思考になって、車で向かう。
で、行ってみると、簡単には選べないのだ。
非常にたくさんの機種がある。
しかも、値段もずいぶん違うし、サイズもいろいろなのがある。
何が違うのだろう?
よく見ると、大きな違いは、まず充電スピードにあることが判明した。
価格も高く、ごついボディで、これまたごついACアダプタが付いているのはこういうタイプである。
10分ほどで充電完了、などと言っているから、要求される電源スペックも高いのだろう。
しかし、ごついのはタイプでないので、見送る。
充電スピードが人並みのものは、電源も内蔵し、コンパクトである。
そうそう、こういうタイプが欲しかったのである。
値段も、手頃になってくる。
表示価格で、3,000~4,000円くらいである。
しかも、単三型の電池が4本付いてくる。
最近のは、マイコンが充電制御に使われており、容量や残容量に違いがあっても、個別に制御してうまく充電してくれる。
電池も、一時期主流だったニカド(Ni-Cd)ではなく、ニッケル水素(Ni-H)が使われている。
ニカド電池の泣き所はメモリー効果であり、放電しきってから充電しないと、見かけ上の総容量が失われてしまう。
ニッケル水素電池は、このような点が解消されている。
もちろん、ほとんどの充電器は双方に対応している。
結局何を買ったか?というと、三洋電機のNC-MR57というタイプである。
これは、リフレッシュ機能付きというものだ。
リフレッシュ機能というのは、ニカド電池でメモリー効果により失われた容量を、取り戻すものと思っていただければいいかもしれない。
この機能のない、NC-M57というものもあるが、価格が僅差(あくまでも販売価格上)なのでこちらにした。
今さらニカド電池はあまり出番がないだろうが、資源の有効利用は必要だ。