メモリとストレージはさくっと行く。
メモリは、PC3200仕様が装着可能だが、問題は容量をいくらにするか、デュアルチャネルを活かすかということである。
オンラインゲームが目的なので、メモリをバカスカ食うということはない(かな?)。
Windows XPがさくさく動く、512MBもあれば十分である。
この容量でデュアルチャネル構成にするには、256MB×2としなければならない。
しかし今までこういう経験はなく、なんだか昔のチップセットを思い出す(DIMMなのに2枚差しが必要。何で?)という訳のわからない理由で、シングルチャネル構成にする。
機会があれば、デュアルチャネル構成を試してみよう。
しかし、I社やB社のサイトにあるように、単純に性能が倍になるとは考えにくい。
あとは、ブランドものにするか、ノーブラにするかだが、価格が相当違うので、あえてノーブラにしてみる。
ノーブラでも、今までトラブルが起きたことはないし。
つぶしのきかないノートPC用のメモリなどは、ブランドものにした方が安全かもしれない。
実際、そうしている。
高いが。
ストレージは、HDDとODDである。
HDDは、今では主流の100GB台のものなら、どれも問題ない。
ベアボーンはシリアルATAのインタフェースを備えるが、今まで経験がないので、人のマシンでは試すわけにいかない。
よって、いつもどおりのパラレルATAのものにする。
CPUと同様に、容量と価格のバランスで考える。
ただし、基本的な仕様として、最低でも7,200回転/秒のものと、キャッシュを多く積んだものと決める。
できれば、HITACHI(旧IBM)あたりにしたい。
すると、160GBタイプで、7,200rpm、キャッシュ8MBというのがよさそうだ。
価格も、約9,000円と手頃である。
前後を見れば、120GBタイプと250GBタイプであり、250GBタイプはまだ割高だ。
HITACHIの160GBタイプに決める。
ODD(Optical Disk Drive)は、なくてもいいんじゃないかと思ったが、それじゃアプリケーションのインストールができないというので、やっぱり必要になる。
ベアボーンの方がCD再生機能を単独で持っているのだから、付けないのも意味ないな。
最近はODDを選ぶのも、種類が多くて大変だが、逆にCD-ROMの読み込みだけ、というように絞ってしまえば、意外にも機種が少ない。
ちなみに、店頭にはAOpenのものとMITSUMIのものしかない。
AOpenのものは苦い思い出があるので、MITSUMIのものにする。
2,000円台である。
回転数は、どうでもいいだろう。
購入したものは、40倍速というもので、メディアをセットしイジェクトボタンを数秒押し続けると、56倍速になるという変わり種だ。
なにゆえそういうことをしているかというと、56倍速時の騒音低減だろうか?
個人的には、40倍も56倍も変わらないと思うので、どうでもいい話である。
MITSUMIの56倍固定タイプもあったが、品切れであった。
なお、このドライブにはケーブル類が付属しておらず、ベアボーンの方もセカンダリインタフェースのためのケーブルは付属していないので、別途用意する必要がある。
しかし、IDEケーブルはゴロゴロしているので、それを流用してしまうことにする。
CDオーディオ用のケーブルも同様である。
さて、次はCPUと同様にパフォーマンスを決定づける、ビデオカードである。
続く。